そ‐せい【×蘇生/×甦生】
蘇生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/11 09:50 UTC 版)
蘇生(そせい、甦生)は、一度死亡した、あるいはそれに類する状態になった人間が再び生命を取り戻すこと。前者は「復活」、「黄泉がえり」などとも呼ばれる。心臓の鼓動が停止したり、呼吸が止まったりした者に対し、人工呼吸や心臓マッサージを行うが、その方法をまとめて、心肺蘇生法という。
蘇生に関する記述・記録
- 『吾妻鏡』天福元年(1233年)7月20日条の記述として、「申の刻、内藤(判官)盛時が死後、子(ね)の刻に至り、蘇生し、妻子に冥界を語る」とあり、「末代希有(けう)の事なり」と記されている(中世における臨死体験談)。
- 江戸時代の随筆である『耳嚢』巻之五に蘇生した人の話がある。
- 明治時代初期の石鐵県死刑囚蘇生事件#類似する案件(都市伝説の面がある)。
文化
- 日本の蘇生神話
- ギリシャ神話のよみがえりの話
- 薬師信仰とよみがえり話
『沙石集』(弘安年間作)の中に、常陸国中郡庄(現西茨城郡)で文永の末頃、薬師堂近くに住む、12、3歳の少年が病死し、死体を野原に捨てられるも、薬師如来が死体を背負って家へ連れ帰ると、生き返った、という話が語られている(その後、少年は法師になったとされる)。
これについて『勝田市史 中世編 近世編』では、文永から弘安年間(13世紀)にかけて、坂東で疫病が流行したのは(資料的にも)事実であり、伝染を恐れて、まだ生きていた少年を野に捨てたのではないかと考察し、こうした史実と関連して、このような薬師信仰が中世を通して生じたとしている。
- 蘇生の民間儀式
能の演目
能の演目『歌占』(四番目物)では、伊勢二見浦の神職・渡会家次が急死するも3日後に蘇生。しかし地獄を見て来た恐怖の為に白髪化する内容(能の現行演目一覧も参照)。
棺
- 安全な棺 - 早すぎた埋葬(小説)
- 吸血鬼#吸血鬼に対する予防策 - 逆に蘇生を恐れて死者の首元に鎌が置かれた。
関連項目
外部リンク
蘇生
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「ファンタシースターオンラインのアイテム一覧」の記事における「蘇生」の解説
死んだ瞬間に蘇生してくれる。特に回数制限はないようだが、頻度は低い。
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蘇生
「蘇生」の例文・使い方・用例・文例
- 死にかけた人の蘇生
- 死者の蘇生
- PKされたの、蘇生しました。
- 彼女は人工呼吸を施して彼を蘇生させた.
- 彼女は死の瀬戸ぎわから蘇生(そせい)した.
- 彼には呼吸が止まってしまった少年を人工呼吸で蘇生させた経験がある.
- 人工呼吸で蘇生した
- 人造呼吸(人工呼吸)で蘇生した
- 蘇生の思いをした
- 夏の暑い日に夕立が来ると蘇生の思いをする
- (気絶した人が)蘇生した
- 冷たい風に当たって蘇生した
- (気絶した人を)蘇生させる
- 会社がいったん破産しかけたがまた蘇生した
- 蘇生の思いする
- 夏の暑い日に夕立が来ると蘇生の思いする
- 彼は、明らかにおぼれたが、人工呼吸によって蘇生が行われた
- 蘇生しない
- 蘇生状態の、または、蘇生状態に関する
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