かぶ【×蕪/蕪=菁】
読み方:かぶ
《「かぶら(蕪)」の女房詞「おかぶ」からかという》アブラナ科の越年草。根は肥大して球形などになり、白のほか赤・黄・紫色もある。根元から出る葉はへら状。春、黄色の十字形の花を総状につける。古く中国から渡来し、野菜として栽培。多くの品種がある。かぶら。かぶな。《季 冬》「露の—抜いておどろく声洩らす/楸邨」
[補説] 一般に「根」と呼んでいる球形の部分は、発生学的には胚軸が肥大したもので、その下にのびる細長い部分が主根にあたる。
かぶら【×蕪/蕪=菁】
蕪菁
蕪菁
カブ
(蕪菁 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 19:51 UTC 版)
カブ(蕪[4]、学名:Brassica rapa var. rapa)は、アブラナ科アブラナ属の越年草。代表的な野菜(根菜類)の一つで、別名はカブラ、カブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜、菘)、ホウサイ(豊菜)、ダイトウナ(大頭菜)[5]など数多い。春の七草の1つとしても知られる。食用にするのは胚軸とよばれる根の部分と葉で、日本各地に多様な地方品種がある。
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- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Brassica campestris L. subsp. rapa (L.) Hook.f. et Anders. カブ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月29日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Brassica rapa L. var. glabra (Sinsk.) Kitam. カブ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 100.
- ^ 『これは重宝 漢字に強くなる本』(光文書院、昭和54年6月15日発行)622頁
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 講談社編 2013, p. 149.
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- ^ a b c d e 貝津好孝 1995, p. 208.
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- ^ a b c 科学技術研究所「かぎけん花図鑑」.
- ^ a b c d e f g h 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 83.
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- ^ a b c 八百屋塾2011:第9回 講演「かぶ」(株)武蔵野種苗園 林信一氏/東京都青果物商業協同組合(2011年12月18日)2015年6月8日閲覧
- ^ a b c d e 藤田智監修 NHK出版編 2019, p. 126.
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- ^ a b 金子美登 2012, p. 171.
- ^ 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 87.
- ^ 金子美登 2012, p. 170.
- ^ 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 86.
- ^ 金子美登 2012, p. 169.
- ^ 吉秋 斎、安達 直人、山辺 守『根こぶ病抵抗性青カブF1品種「加賀姫青」の育成』NAID 40005666878
- ^ a b 講談社編 2013, p. 151.
- ^ 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 90.
- ^ 金子美登 2012, p. 168.
- ^ 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 88.
- ^ a b 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 92.
- ^ a b 中村汀女「蕪」『俳句歳時記植物 冬』保育社、1974年、12頁。ISBN 978-4586503100。
- ^ a b c d 金子美登 2012, p. 166.
- ^ a b 主婦の友社編 2011, p. 181.
- ^ a b c 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 235.
- ^ 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 82.
- ^ 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 84.
- ^ a b c d e 藤田智監修 NHK出版編 2019, p. 125.
- ^ a b c d e 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 85.
- ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 234.
- ^ a b c 金子美登 2012, p. 242.
- ^ a b c 主婦の友社編 2011, p. 178.
- ^ 根はカブ、葉は水菜のよう「小粋菜」生産に本腰 JA広島中央『日本農業新聞』2020年11月26日(5面)
- ^ 講談社編 2013, p. 150.
- ^ 『広辞苑』第5版
- ^ 『四季日本の料理 冬』講談社 ISBN 4-06-267454-8
- ^ 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 93.
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