「菜穂子(ナオコ)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

菜穂子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 菜穂子の意味・解説 

なおこ〔なほこ〕【菜穂子】

読み方:なおこ

堀辰雄による唯一の長編小説昭和9年(1934)から昭和16年1941)にかけて「物語の女」(のちの「楡の家第1部)、「目覚め」(同第2部)、「菜穂子」の3部異な三つ文芸誌発表部分的に改作してまとめ、昭和16年に現題で刊行


菜穂子

作者堀辰雄

収載図書昭和文学全集 6
出版社小学館
刊行年月1988.6

収載図書ザ・堀辰雄全小全一
出版社第三書館
刊行年月2004.12


菜穂子

読み方:ナオコnaoko

作者 堀辰雄

初出 昭和16年

ジャンル 小説


菜穂子 (小説)

(菜穂子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:20 UTC 版)

菜穂子』(なおこ)は、堀辰雄長編小説。堀の唯一のロマン(本格的長編物語)で、堀文学の到達点といわれる晩年の代表作である[1][2]プロローグとなる「楡の家」と本編「菜穂子」を合わせた2編から成る。


注釈

  1. ^ これは堀辰雄の勘違いで、実際には、『物語の女』の娘は、「お前」としか呼ばれていない。
  2. ^ 石原慎太郎の『亀裂』の主人公の方は、明を「メイ」と読む。

出典

  1. ^ a b c 源高根「解説」(菜穂子 2003, pp. 291–304)
  2. ^ a b c d e f g h i 「『菜穂子』の構想と実現」(アルバム 1984, pp. 78–83)
  3. ^ a b c d 堀辰雄「『菜穂子』覚書I」(帝大新聞アンケート 1940年1月)。菜穂子 2003, pp. 256–257、全集4 1996, p. 211
  4. ^ a b c d 堀辰雄「『菜穂子』覚書II」。菜穂子 2003, pp. 258–261、全集7・下 1997, pp. 503–506
  5. ^ a b c d e 三島由紀夫「現代小説は古典たり得るか 「菜穂子」修正意見」(新潮 1957年6月号)。三島29巻 2003, pp. 541–551
  6. ^ a b c d e f g 竹内 1976
  7. ^ a b 「解題」(全集1 1996, p. 692)
  8. ^ a b c d 「解題」(全集2 1996
  9. ^ 堀辰雄「小説のことなど」(新潮 1934年7月号・第31巻第7号)。全集3 1996, pp. 224–234
  10. ^ 堀辰雄「神西清への書簡」(1936年8月27日付)。全集8 1996
  11. ^ 「岸田國士」(多恵子 1996, pp. 217–222)
  12. ^ 川村 2005
  13. ^ a b 堀多恵子「芥川龍之介」(多恵子 1996, pp. 31–36)
  14. ^ a b 佐藤 2002
  15. ^ a b c d e f g 三島由紀夫「現代小説は古典たり得るか 芸術における東洋と西洋」(新潮 1957年7月号)。三島29巻 2003, pp. 551–561
  16. ^ a b c 三島由紀夫「現代小説は古典たり得るか 石原慎太郎氏の『亀裂』について」(新潮 1957年8月号)。三島29巻 2003, pp. 561–575
  17. ^ 三島由紀夫「解説――秋」(芥川龍之介著『南京の基督』角川文庫、1956年)。三島29巻 2003, pp. 261–262
  18. ^ リルケマルテの手記』(大山定一訳)



菜穂子(旧姓・三村)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:20 UTC 版)

菜穂子 (小説)」の記事における「菜穂子(旧姓三村)」の解説

28歳3年前1928年の春、25歳時に結婚。夢から目醒めようとする勝気な性格15歳時に父親亡くす。娘時代毎年、母と別荘のあるO村追分)で過ごしていた。3歳年上の兄がいる。結婚後は大森居住

※この「菜穂子(旧姓・三村)」の解説は、「菜穂子 (小説)」の解説の一部です。
「菜穂子(旧姓・三村)」を含む「菜穂子 (小説)」の記事については、「菜穂子 (小説)」の概要を参照ください。


菜穂子 (なほこ)(18)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 05:53 UTC 版)

ダンシングベイビーかりん」の記事における「菜穂子 (なほこ)(18)」の解説

かつて「ブレイズ」のメンバーだったが、怪我をして脱退する。現在は佑磨と同じ高校バスケット部でマネージャーをしている。シュート特訓をしていたかりんにアドバイスをする。過去の事故により佑磨とは距離を置いていたが、かりんの後押しで再び向き合えるようになる

※この「菜穂子 (なほこ)(18)」の解説は、「ダンシングベイビーかりん」の解説の一部です。
「菜穂子 (なほこ)(18)」を含む「ダンシングベイビーかりん」の記事については、「ダンシングベイビーかりん」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「菜穂子」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「菜穂子」の関連用語

菜穂子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



菜穂子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの菜穂子 (小説) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの菜穂子 (小説) (改訂履歴)、ダンシングベイビーかりん (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS