じゆう‐とし〔ジイウ‐〕【自由都市】
自由都市
自由都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/22 14:31 UTC 版)
司教都市の中で、大司教・司教の統制下から脱して皇帝直属の地位を得た都市は、帝国都市(貢納や軍役などの義務を負う)と異なって貢納や軍役などの義務から解放されていたことから、自由都市と称されていた。
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自由都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 01:03 UTC 版)
父タイウィンを殺した後、ティリオン・ラニスターはヴァリス(ヴェリース)によってひそかにペントスに運び出され、イリリオ・モパティスに匿われる。ヴァリスとイリリオは、死んだはずのプリンス・エイゴン(エーゴン)・ターガリエンを匿っており、いつの日かウェスタロスの正統な王に復帰させるつもりである。エイゴンは、父プリンス・レイガー(レーガー)・ターガリエンの旧友ジョン・コニントンによって養育されている。コニントンはかつて〈王の手〉であったが、〈ロバートの反乱〉を収束させられなかった咎でエイリス(エリス)王に追放されていた。二人はターガリエン家の諸流であるブラックファイア家によって一世紀前に創立された、自由都市で最大かつ最強の傭兵軍である〈黄金兵団〉と連絡を保っている。ティリオンは、征服の実績を挙げなければデナーリスには尊敬されないだろうとエイゴンに助言し、デナーリスの軍とドラゴンの助けなしで七王国に侵攻するよう説得する。 エイゴンとともにエッソスの半ばまで横断したところで、ティリオンはジョラー・モーモントに誘拐されてしまい、ジョラーはティリオンをデナーリスに差し出して許しを願おうとする。旅の途中、ジョフリーの婚儀に出た小人の笑劇団の生き残りのペニーに会う。だが三人の乗る船は難破し、奴隷商人によってユンカイの商人に売り飛ばされる。ミーリーン (ミイリーン)に到着した後、ティリオンは疫病騒ぎに紛れて逃げ出し、傭兵軍団〈次子〉(〈次男部隊〉)に入団して軍団をデナーリス側に寝返らせようとする。 ブレーヴォス (ブラーボス)では、 アリア・スタークが〈顔のない男たち〉として知られる暗殺者のギルドで訓練を受け、薬の影響で一時的に盲目となり聴覚に頼らなければならなくなる。盲目である間、アリアは猫達の目を通して見ることを学ぶ。最初の標的となった商人を首尾よく毒殺した後、アリアは視力を取り戻し、徒弟として正式に組合の一員となる。
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自由都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 10:08 UTC 版)
ライス、ミア、ペントス、ブレーヴォス、ロラス、ノーヴォス、クォホール、ヴォランティス(ヴォランテス)、タイロシュの九つの都市。これらの独立した都市国家はエッソス大陸西部の、島もしくは大陸沿岸にある。自由都市の東側にある山々が西岸とドスラクの海の平原を隔てているが、ドスラクの民は山の間の峡谷を通って自由都市に来ることができる。 自由都市の多くは、かつて古代ヴァリリア永世領によって建設された植民地であったが、ヴァリリアの〈破滅〉のあと独立を宣言し、その結果、これらの都市の言語は高地ヴァリリア語の派生語となった。 自由都市はロイン川流域にも広がる。その流域は、ロイン川を“母なるロイン”として崇拝するロイン人の故郷である。ロイン川の支流の源流は、ブレーヴォスとペントスの間の、アンダル人の故郷アンダロスにある。ロイン川は川賊が島陰に隠れる湖を過ぎたところで南に向かい、さらに支流を集めてヴォランティス付近の三角州で〈夏の海〉に注ぎ込む。 ブレーヴォス 自由都市の中では唯一ヴァリリアの植民地ではなく、ヴァリリアの拡大から逃げた避難民によって密かに建設された。〈狭い海〉と〈震顫海〉が出会うエッソス大陸の北西の端の礁湖に広がる100以上の島からなる都市である。巨像の形の砦〈ブレーヴォスの巨人〉によっても知られる。ブレーヴォスの統治者はシーロードと呼ばれ、街の力も富も海に依存する。その商船は多くの遠い土地に旅し、貿易品と富を故郷に持ち帰る。ブレーヴォスには貸金業者が多く、〈鉄の銀行〉は七王国を含む諸外国に資金を用立てる。 ブレーヴォス人は派手な色の装いをするが、豊かで力を持つ人々は黒あるいは黒っぽい濃い青を着る。ブレーヴォスは高級娼婦でも名高い。全ての高級娼婦は屋形船と召使を抱え、著名な高級娼婦の美しさは多くの歌で讃えられる。金細工の贈り物が雨あられと差し出され、職人たちはひいきにしてもらうことを請う。貴族や豊かな商人は種々の行事で同伴してもらうためだけに大枚をはたく。かつてのブレーヴォスの第一剣士であるシリオ・フォレルは、〈水のダンス〉と呼ばれるブレーヴォス独特の剣技をアリア・スタークに教える。この剣技は剣士が横向きに立って細身の剣を振るう、フェンシングの発展形である。街には好戦的な刺客があふれ、決闘でその技を見せびらかす。 アリアを助けた謎の暗殺者ジャクェン・フ=ガーはブレーヴォスの〈黒と白の館〉を中心とする〈顔のない男たち〉と呼ばれる暗殺者のギルドの一員である。 ヴェネツィアをモデルとしている。 ペントス ペントスは西岸の湾にある大きな貿易港である。街には方形の煉瓦の塔がそびえ、豪商(マジスター)として知られる実際の権力者たちによって選ばれるプリンスに率いられる。時折ドスラクの海からカラザール(部族)がはるばるやって来るが、そのカール(族長)たちに貢納することで侵略を免れる。ペントスの男たちは先端の別れた顎髭を染める。多くの自由都市と同様に奴隷は違法であるが、豊かで強力な住民は法を無視し、召使を青銅の首かせにつなぐことが出来る。イリリオ・モパティスはこの地に住む豪商である。
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