緊急遮断弁
読み方: きんきゅうしゃだんべん
【英】: emergency cut valve
【英】: emergency cut valve
ガスなどの危険物を取り扱う事業所などにおいて、装置に異常な徴候を予知した場合などに、事故を未然に防止するため、即座に閉止できる弁。 種類としては、コック、玉型弁、プラグバルブ、ボールバルブ、ゲートバルブ、バタフライバルブ等があり、目的、場所、ガスの流量、操作方法等を考慮して維持管理および安全の保持に適したものを選定する。 わが国の危険物の規制に関する規則において、人口密度および建築物の面積などが一定の規模を超える地域に配管を設置する場合、主要な河川などを横断して配管を設置する場合などに、緊急遮断弁を設けなければならないとされている。また、高圧ガス保安法でも、いろいろな緊急遮断装置の設置が義務付けられている。 (高津 宏和、2006 年 3 月) |
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