結果概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 08:12 UTC 版)
「2012年ロンドンオリンピックのボクシング競技」の記事における「結果概要」の解説
この大会では事前に、キューバのそれまでの圧倒的な勢いが衰え、米国の選手層も薄くなっていたことから、ロシア、ウクライナ、英国が勢力の中心となることが予想されていた。キューバ失速の背景には、トルコ系ドイツ人がキューバのアマチュアエリートたちをプロに引き抜いてきた事実がある。 米国男子は前回の北京大会での銅メダル1つからさらに後退し、9階級に出場しながらも準々決勝に進出したのはウェルター級のみで、1904年のセントルイス大会以来初めてメダルをひとつも獲得できずに終わった。 その一方で1968年のメキシコシティ大会以来メダルを獲得していなかったブラジルと日本が、男子競技でそれぞれ2つのメダルを獲得した。 開催国となった英国は3つの金メダルを含む計5つのメダルを獲得し、同国のボクシング競技には次大会へ向けて1,380万ポンド(約18億6,300万円)の強化費が配分されることになったが、これはそれまでの4年間と比べて44%増加し、他競技と比べて最大の伸び率であった。 大会閉幕後まもなく5名の米国代表選手(スーパー・ヘビー級のドミニク・ブレーザーレ、ライト・ヘビー級のマーカス・ブラウン、ミドル級のテレル・ガウシャ、ウェルター級のエロール・スペンス、フライ級のルーシー・ウォーレン)のプロデビューが発表された
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