「紫貝(ムラサキガイ)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

紫貝とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > 魚介 > 二枚貝 > 紫貝の意味・解説 

むらさき‐がい〔‐がひ〕【紫貝】

読み方:むらさきがい

シオサザナミガイ科の二枚貝浅海の泥底に穴を掘ってすむ。貝殻長楕円形で、殻長7センチくらい。殻表、内面ともに紫色相模湾以南分布

ウチムラサキの別名。

紫貝の画像

紫貝

読み方:ムラサキガイ(murasakigai)

リュウキュウマスオガイ科の二枚貝

学名 Hiatula diphos


紫貝(パープル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 02:05 UTC 版)

「紫」記事における「紫貝(パープル)」の解説

前述のとおり、巻貝下腺から出た分泌液染料原料とされた。この分泌物は、巻貝外敵退けるときに分泌する強烈な臭いを持つ粘液であるが、この粘液酸化されると鮮やかな紫色発色することにより、染料として使われるようになった。なお、この色素は現在、臭化化合物の6,6'-ジブロモインディゴであることが分かっている(インディゴ参照)。 巻貝1個から採取できる粘液微量であるため、服1着の染色には巻貝数千から数万個を必要とした。中世地中海で染色目的による巻貝乱獲進み大航海時代に入る頃には巻貝激減し、貝による紫染色は廃れていった。 一方マヤ文明のあったユカタン半島地方の西、現在のメキシコ南部オアハカ地方でも、別種巻貝分泌液染料とする同様の染色伝統的に行われている。ここでは巻貝から分泌液採取した巻貝を海に戻したため、巻貝個体数はあまり減っておらず、現在でもこの染色法行われている。

※この「紫貝(パープル)」の解説は、「紫」の解説の一部です。
「紫貝(パープル)」を含む「紫」の記事については、「紫」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「紫貝」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「紫貝」の例文・使い方・用例・文例

  • 紫貝という貝
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



紫貝と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「紫貝」の関連用語

紫貝のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



紫貝のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの紫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS