種の分類
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冒頭にも記したように、サカマキガイはフランスガロンヌ川とその支線をタイプ産地として記載されたためヨーロッパ原産とされながらも、実際には北米原産かも知れないとも言われてきた。それは、現在では欧州に広く見られるのにも関わらず化石が出ないことや、サカマキガイ類の大部分が北米に生息しており、本種1種だけが世界中に広がっていることなどからの推定であった。Dillon 他 (2002)は交配実験なども行い、ヨーロッパのサカマキガイは北米に広く分布する Physella heterostropha (Say, 1817) や Physa integra (Haldeman, 1841) と同種であると結論し、サカマキガイは北米原産ではあるが、学名は最も古い acuta Draparnaud, 1805が引き続き使用されて、北米の2種はシノニムとなるとした。一方、日本産のサカマキガイでは、生殖器の違いなどから複数種が含まれているのではないかとの意見も出されている。
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種の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 02:26 UTC 版)
毛状雲 毛状雲(fibratus、略号:fib.)は、細い筋状の雲の中で、先端がまっすぐなものをいう。巻雲、巻層雲に現れる。 鉤状雲 鉤状雲(uncinus、略号:unc.)は、細い筋状の雲の中で、先端が釣り針状に曲がっているものをいう。巻雲に現れる。 房状雲 房状雲(floccus、略号:flo.)は、巻雲・巻積雲・高積雲に現れる種で、巻雲では雲の先が丸くなっているもの、巻積雲・高積雲では雲片が丸いものをいう。 濃密雲 濃密雲(spissatus、略号:spi.)は、厚く濃密な巻雲のこと。 塔状雲 塔状雲(castellanus、略号:cas.)は、上方へ塔のように伸びた雲をいう。巻雲、巻積雲、高積雲、層積雲に現れる。上昇気流が生じていることを示す雲種で、雨の前触れであることが多い。 層状雲 層状雲(stratiformis、略号:str.)は、空の大部分を層状に覆う雲をいう。巻積雲、高積雲、層積雲に現れる。 レンズ雲 レンズ雲(lenticularis、略号:len.)は、輪郭がレンズ型にはっきりしている雲をいう。巻積雲、層積雲に現れる。山の近くや風の影響でできる雲で、風が吹きはじめる前兆であることも多い。シェイクスピアは「定まらないような雲、それは風に吹かれ飛雲増大する」と評している。 霧状雲 霧状雲(nebulosus、略号:neb.)は、霧のようにかすんでいて輪郭の定まらない雲をいう。巻層雲、層雲に現れる。 断片雲 断片雲(fractus、略号:fra.)は、積雲・層雲がちぎれてできた切れ端をいう。 ひつじ雲などと呼ばれる。 扁平雲・並雲・雄大雲 積雲はその発達具合により名前がつけられている。扁平雲(humilis、略号:hum.)は、まだ発達しておらず雲頂の平らなもの、並雲(mediocris、略号:med.)は通常の積雲、雄大雲(congestus、略号:con.)は、雲頂が大きく盛り上がったいわゆる「入道雲」をいう。 無毛雲・多毛雲 積乱雲もまた発達の度合いにより分類される。雲頂が毛羽立っていないものを無毛雲(calvus、略号:cal.)、発達して雲頂から毛状の雲が広がるものを多毛雲(capilatus、略号:cap.)という。
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