せきゆガス‐ぜい【石油ガス税】
石油ガス税
読み方: せきゆがすぜい
【英】: liquefied petroleum gas tax, lpg tax
同義語: LP ガス税 LPG tax
【英】: liquefied petroleum gas tax, lpg tax
同義語: LP ガス税 LPG tax
自動車に搭載されている LP ガス容器に充てんする LP ガスに課税される国税。 課税標準は石油ガスの重量であるが、容量の場合は 1L を 0.56kg に換算する。税率は 1970 年(昭和 45 年)1 月以降、1kg あたり 17.50 円( 1L あたり 9.80 円)である。 石油ガス税は、石油ガス税法(昭和 40 年 12 月 29 日公布)に基づく道路整備等の費用として繰り入れられる目的税で、ディスペンサー(計量機)を所有して自動車用 LP ガス容器に充てんするスタンド業者が納税義務者である。石油ガス税、または LP ガス税ともいい、自動車用の LPG(炭化水素、またはこれとの混合物で温度 15 ℃、1 気圧において気状のもの、ただしメタン、エチレンその他のドライ・ガスを除く)に対し、石油ガス税法に基づき課税される国税である。石油ガス税の納税義務は、石油ガスを自動車用石油ガス容器に充填{じゅうてん}して充てん場から移出したとき、または自動車用石油ガス容器に充填されている石油ガスを保税地域から引き取るときに発生する。 石油ガスの充填者は毎月の移出数量を翌月末までに申告し、翌々月末までに納付し、また保税地域からの引き取り者はあらかじめ関税の納税申告書を提出し、引き取り時までに納付することが決められている。 石油ガス税は、1965 年(昭和 40 年)、石油ガス自動車の普及・増加に伴い揮発油税との均衡を計るとともに、道路整備財源調達を目的として創設され、税収の 2 分の 1 は道路整備特別会計に繰り入れられ、残りの 2 分の 1 は地方道路税と同じく石油ガス譲与税法および道路法に基づき都道府県、指定市に配分され、道路費用に充当されている。 (吉田 斉、2006 年 3 月) |
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