直角法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 20:46 UTC 版)
直角法またはコール法(英語: Right angle method / Cole's method)は、クロッシング(フログ)部において交差する軌間線の接線の角度(交差角)または軌道中心線の交点における接線の角度(分岐角)を、一方の接線を底辺とし残る一方の接線を斜辺とする直角三角形の底辺と高さの比率(正接)をもって示す。ヨーロッパでは分岐線の曲線半径を合わせて「190-1:9」(=半径190m、9番)のように単位分数の比の形で表記する。ロシアおよびCIS諸国では「1/11」(=11番)のように単位分数として表記する。インドでは「1 in 9」(9番)のように表記する。交差番数または分岐番数Nと、交差角または分岐角θとの関係は次の式で表される。 N = cot θ {\displaystyle N={\cot \theta }} ヨーロッパ・ロシア・CIS諸国・インドなどで採用。
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