直木賞選評
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 06:37 UTC 版)
葉室麟の作品は、2009年から4年連続で候補になり、5度目での受賞となった。 選考委員らは「受賞に値する作品」(渡辺淳一)、「深い素養がなくてはかけない作品」(宮部みゆき)、「定められた命を感情表現に頼らずに写し取った技は秀逸」(浅田次郎)、「若い作家ではこうはいかない」(伊集院静)と総じて好意的な評価をしているが、「主人公らが清廉すぎる」(林真理子)、「既視感に満ちた話」(桐野夏生)、「おどろきがない」(宮城谷昌光)など批判的な意見もあった。
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