「由旬(ユジュン)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

由旬とは? わかりやすく解説

ゆじゅん【由旬】

読み方:ゆじゅん

《(梵)yojana音写古代インド距離の単位の一。1由旬は、牛車1日行程をさし、約7マイルあるいは約9マイルなど諸説ある。中国では6町を1里として、40里または30里あるいは16里にあたるとした。ヨージャナ


由旬

読み方:ユジュン(yujun)

古代インド里程の一単位


由旬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 07:00 UTC 版)

由旬(ゆじゅん、サンスクリット名:ヨージャナ योजन yojana)は、古代インドにおける長さ単位である。踰繕那とも書く[1]。「くびきにつける」の意で、をつけて1日引かせる行程のこと[2]。 牛にくびきを付けるのが普及したのは、主に牛耕の為なので、一日の田畑の耕しの距離とも考えられる。


注釈

  1. ^ 岩波仏教辞典では7kmを[2]、仏教学者の櫻部建は一応の目安として8kmを挙げている[3]
  2. ^ たとえば『マールカンデーヤ・プラーナ』49章では、ここに書かれているものと途中が異なるが2000ダヌを1ガヴユーティ、4ガヴユーティを1ヨージャナとするので、ハスタとヨージャナの関係は同じである。
  3. ^ クローシャとは牛の鳴き声が聞こえる距離のこと。グロータ(goruta)とされることもある。

出典

  1. ^ 櫻部 1981, p. 124.
  2. ^ a b 岩波仏教辞典, p. 814.
  3. ^ a b c 櫻部・上山 2006, p. 28.
  4. ^ 櫻部 1981, p. 132.
  5. ^ 櫻部 1981, p. 129~132.
  6. ^ 須弥山”. 浄土宗. 2020年5月7日閲覧。
  7. ^ a b 櫻部 1981, p. 125.


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