生存主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 10:33 UTC 版)
マット・アンダーソン 登場話 第4章第1話〜 演:キアラン・マクメナミン / 声:なし ダニーの代わりにチームリーダーとなった男。謎の過去を持ち秘密の理由があってARCに加わったが、注意深くその秘密を隠している。元兵士で動物学者でもあり、動物の生態を本能的に理解する能力の持ち主。 第5章ではフィリップと対立し、同章でアビーに「あの未来」をなくすために未来からやってきたと語り、未来人であることを自白。コナーの開発した亀裂発生装置を破壊した。 ダニー・クイン 登場話 第3章第2、4話〜第10話、第4章第7話 演:ジェイソン・フレミング / 声:てらそままさき ロンドン警視庁の刑事。以前、弟パトリックが行方不明になった事件がきっかけで刑事になっており、行方不明事件となると敏感に反応し自制が効かなくなってしまう。 チームと出会って知った亀裂の謎が忘れられず、彼らと再び会おうとイブニング・ニュース社の記者を追跡する。第3章第4話でギガノトサウルスをヘリで翻弄し、亀裂への送還に成功した。第5話ではセンターに侵入し一時は身柄を拘束されるがジェニーをカビから救い、その功績と皆の推薦からチームのリーダーに就任する。 弟の行方不明はその後の人生を左右しただけあって、かなりの影響を彼の人格に及ぼしている。第8話でアビーの弟が行方不明になった際はアビーに同情して情に走った判断を下している。 第10話ではヘレンを追いかけ白亜紀を経由し400万年前に向かうが、アウストラロピテクスの生存を確認して帰ろうとしたところ直前に白亜紀への亀裂が閉じてしまったため、400万年前の世界に閉じ込められてしまう。 第4章で数々の亀裂をくぐり抜けて現代へ帰還したが、生存していた弟のパトリックを追って再び亀裂の中に姿を消した。現代へ戻った間に、マットにチームリーダーを任せ、フィリップに気を付けるよう助言した。 コナー・テンプル 登場話 第1章第1話〜 演:アンドリュー・リー・ポッツ / 声:宮下栄治、浪川大輔 ニックの教え子の大学生。SF映画などを好み、言葉の端々に関連の話題が登る。14歳の時作成した古生物データベースを運営しており、古生物に対する豊富な知識を有している。亀裂探査装置開発など技術者としても優秀である。第1章第4話で想いを寄せているアビーの家に転がり込み、共同生活を送ることになる。 アビー宅にアビーの弟が滞在することになったためレスター宅に居候することになったが、第9話にてアビー宅への復帰が決定する。しかし、第4章において実際はアビーと共にジェスの家に住んでいる。 第3章のフィナーレでの負傷と亀裂開閉装置のバッテリー切れが原因でアビーと共に白亜紀に留まり、1年間白亜紀で亀裂が開くのを待つこととなった。第4章でヘレンの亀裂のオープニングデバイスを発見してアビーとともに現代へ帰還した。フィリップに一度はクビにされるも、チームに復帰し、やがてフィリップに認められてプロスペロ社とセンターを出入りするようになる。 第5章第5話で未来の世界に飛ばされてしまう。マットはコナーが亀裂発生装置を開発したため「あの未来」が訪れたと発言した。 アビー・メイトランド 登場話 第1章第1話〜 演:ハンナ・スピアリット/ 声:斉藤梨絵、足立友 動物学者で元は動物園の飼育係。そのため、亀裂から来た生物を殺すことを好まない。格闘技が得意で、生物を相手に肉弾戦を行うことも多い。 少年ベンからレックスの飼育の話を持ち掛けられてディーンの森へ向かい、ニックらと出会う。コナーから想いを寄せられて次第に恋仲になってゆく。 第1章第1話でペルム紀からやって来たレックスという名のコエルロサウラブスの飼育を始め、第3章では現在に取り残されたナンシー・シドと名付けたディイクトドンを2匹飼っている。第3章第10話で足を負傷したコナーと1年間白亜紀で生活を送り、第4章第1話で現代へ帰還した。その後も格闘技やEMDを使い生物たちと戦っている。 第5章では未来の世界に飛ばされたコナーを救うためにマットらと旅立った。 ジェームズ・レスター 登場話 第1章第1話〜 演:ベン・ミラー / 声:横島亘、御園行洋 内務省の上級官僚。調査チームの代表責任者。第2章以降の世界では亀裂調査センターのボスを務める。年季の入った堅物な官僚でありカッターたちへの嫌味が絶えることはないが、内心では非常に信頼し常に気にかけている。軽口や冗談も多く口にする。 立場上生物と対峙するケースは稀だが、第2章第6話においてはリークから送り込まれた未来の捕食動物を相手に銃で立ち向かった。第5章第5話では単独で1頭のツリークリーパーと戦い勝利している。 第4章ではコナー・アビー・ダニーの3人を失ったために階級を下げられ、上司にフィリップが就任した。 ヒラリー・ベッカー 登場話 第3章第1話〜 演:ベン・マンスフィールド / 声:中尾一貴 第3章から登場する、亀裂調査センターの警備担当。クリスティンの部下であるワイルダー大尉とはかつて士官学校で出会っている。 レスターによるセンターのセキュリティ強化のための人材派遣要請に応えて軍から派遣された軍人。大型の機関銃などの軍用装備を使いこなす。 レスターから「(先の任務で死亡した)第2のスティーブン・ハートを出すな」と、チームのメンバーの生命を守るよう命令を受けた。襲ってくる生物は撃ち殺すという信念があり、アビーと対立する場面もあった。 第4章で新しく開発されたEMDの性能を甘く見て自分を撃てとマットに要求し、その結果昏倒する羽目になった。それ以降はEMDを使用し亀裂から出てくる生物と戦っている。 ジェス・パーカー 登場話 第4章第1話〜 演:ルース・カーニー / 声:なし 現場には向かわず、亀裂が発生した際に指令を送るオペレーターの仕事を担当している。ベッカーに秘かに思いを寄せている。また、同じくデスクワークを担当するレスターに機械の操作を教えるなどの繋がりもある。 フィリップ・バートン 登場話 第4章第1話〜第5章第6話 演:アレキサンダー・シディグ /声:なし 民営化された亀裂調査センターに投資するプロスペロ社の社長。室温超電導技術の開発者でもあり、第3章の時点で既に技術を確立してコナーにその名を知られていた。生物への関心は薄く、時空の亀裂そのものを研究して解決するという行動目的を持つ。そのため同じく技術者であるコナーを生物との対峙から遠ざけ、亀裂の原理の解明に勤しむよう促した。また、情に厚い性格でもなく、第2章以来センターで保護されているコロンビアマンモスの安楽死を提案する、危機に陥った亀裂調査センターを調査チームごと焼却処分しようとするといった行動も見られる。 第5章では自然現象である亀裂の収束を予見し、プロスペロ社で大型の亀裂を開く"新しい夜明け"計画を画策し、亀裂の収束を食い止めて世界の崩壊の危機を招いた。このことについて本人に悪意はなく、裏で暗躍していたヘレン・カッターに自身のエゴを利用されていたことを悟り、自らの命と共に基地を消し去った。 エミリー・マーチャント 登場話 第4章第3話〜第4章第7話、第5章第3話〜 演: ルースブラッドリー /声:なし 第4章にて、劇場に生じた亀裂からイーサン(パトリック・クイン)とシャルロット・キャメロンと共に現代へ来訪。その後シャルロット・キャメロンは病死した。それからはセンターの人々と行動を共にするが、第7話にて1度元いた過去の時代に戻る。 第5章にて、夫がいることが判明。第3話にてラプトルが出てきた亀裂から出て来てマット達と再開。その後、マット達と共に働いている。 パトリック・クイン 登場話 第4章第3話〜第4章第7話 演: ジョナサン・バーン /声: なし ダニーの弟。第3章の14年前に廃屋にてカムフラージュビーストに襲われ死亡したとされていた。この事件をきっかけにダニーは廃屋への執着心を持ち、亀裂から侵入する化け物を殺すと言って亀裂調査センターに所属しており、物語に大きく関与した存在である。 第4章第3話でイーサンとしてエミリー・マーチャントと共に現代へ突入し、カムフラージュビーストとの戦いの中で人間も亀裂の生物と変わらないとみなした彼は、次々に民間人・特殊部隊問わず殺戮を繰り返し始める。エミリーから危険を知らされた亀裂調査センターと対立した末、旧刑務所に開いた亀裂を探知して現場に乱入する。ここでダニーと再会して一時は捕獲されるが、救助に来なかったダニーへの復讐心を告白して脱走し、時空の亀裂の中へ消えて行った。 エイプリル・レオナルド 登場話 第5章第1話〜第5章第5話 演: ジャニス・バーン /声: なし プロスペロ社に勤務するブロンドの髪色をした女性。フィリップからスカウトされ亀裂調査センターとプロスペロ社の二足の草鞋を履いたコナーに接近し、"新しい夜明け"計画に尽力する。フィリップを危険視してコナーに警告するアビーと対立し、亀裂の収束が発生した際にはプロスペロ社に乗り込んだアビーと戦闘に突入、その途中で施設内に侵入したアヌログナトゥスに襲われて転落死した。
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