生存の限界の暑さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 04:25 UTC 版)
人類にとっての生存の限界の暑さは湿球温度35°Cとされ、それ以上の環境では健康な若者でも6時間ほどいると死に至るといわれる。2020年現在では湿球温度35°Cに到達した地域は極めて少ないが、ペルシャ湾岸では2015年頃以降、短時間ながらもこれに到達する事態が既にしばしば発生している。地球温暖化の影響により、世界的に夏の暑さが厳しくなる傾向にあり、21世紀中に夏の暑さがこれに到達する地域が急増すると予測され、南アジアや中東、中国の華北の辺りなどもこれに到達する日が本格的に出現するのが比較的早いと予測されている。
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