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きゅう‐めん〔キウ‐〕【球面】

読み方:きゅうめん

球の表面

一定点から等距離空間にある点の集合


球面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/15 02:26 UTC 版)

初等幾何学ユークリッド幾何学において、球面(きゅうめん、: sphere[注釈 1])とは、三次元空間において、与えられた定点からの距離が一定値 r をもつような点全体の成す集合である[1]。このとき、与えられた定点をこの球面の中心といい、距離 r をこの球面の半径という。また、球面の中心を通る直線が、球面から切り取られる線分長さは常に一定であり、半径の二倍に等しい。これを球面の直径と呼ぶ。




「球面」の続きの解説一覧

球面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 21:24 UTC 版)

オイラー類」の記事における「球面」の解説

label=n-次元球面 Snオイラー標数は、 χ ( S n ) = 1 + ( − 1 ) n = { 2 n  even 0 n  odd . {\displaystyle \chi (\mathbf {S} ^{n})=1+(-1)^{n}={\begin{cases}2&n{\text{ even}}\\0&n{\text{ odd}}.\end{cases}}} である。従って、偶数次元の球面の接バンドルには 0 となるような切断存在しないので、接バンドル非自明である。つまり、S2n 平行化可能多様体英語版)(parallelizable manifold)ではなく、特に、リー群構造持たない奇数次元の球面 S2n−1 ⊂ R2n に対しては、どこでも 0 とならない切断は、 ( x 2 , − x 1 , x 4 , − x 3 , … , x 2 n , − x 2 n − 1 ) {\displaystyle (x_{2},-x_{1},x_{4},-x_{3},\dots ,x_{2n},-x_{2n-1})} で与えられオイラー類消滅することを示している。これはまさに、円の上の普通の切断の n 個のコピーである。 偶数次元の球面のオイラー類が 2[S2n] ∈ H2n(S2n, Z) と対応するように、2つバンドルホイットニー和のオイラー類2つバンドルオイラー類カップ積であるという事実を使うと、偶数次元の球面の接バンドルには非自明な部分バンドル存在しないことが分かる。 球面の接バンドルは、安定的自明バンドルであるが自明なバンドルではないので、すべての他の特性類その上で消滅しオイラー類は単に、球面の接バンドル非自明性を検出する通常のコホモロジー類である。さらに深い結果証明するには、第二コホモロジー作用素英語版)(secondary cohomology operation)や K-理論を使う必要がある

※この「球面」の解説は、「オイラー類」の解説の一部です。
「球面」を含む「オイラー類」の記事については、「オイラー類」の概要を参照ください。

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