とくべつもくてき‐がいしゃ〔‐グワイシヤ〕【特別目的会社】
特別目的会社
特別目的会社
特別目的事業体
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/05 14:25 UTC 版)
特別目的事業体(とくべつもくてきじぎょうたい、英:special-purpose vehicle, SPV)は、証券化やプロジェクト・ファイナンスを目的とする事業。特別目的事業体やSPE (special-purpose entity) とも呼ばれる。法人格を有するものは特別目的会社(とくべつもくてきがいしゃ、英:special-purpose company, SPC)と呼ばれ、国際投信を営んだり、大口ユーロ債を発行したりする。SPCはオリジネーター等の連結対象外にする、あるいはオフバランス化する手段となる。たとえばエンロンの粉飾決算やライブドア事件、そして世界金融危機までに繰り返されたOTD金融である。シャドー・バンキング・システムは、特別目的事業体にきわめて強く依拠している[1]。
- 1 特別目的事業体とは
- 2 特別目的事業体の概要
特別目的会社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:43 UTC 版)
一定の取引や資産保有のためのみに設立される会社。取締役など法律上必要な役員は存在するが、日常的な業務は存在せず、常勤職員者がいない。タックス・ヘイヴンに国際金融取引のために設立するもの、便宜置籍船の所有者として設立するもの、証券化取引における資産を保有する主体として設立するものなどがある。
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