かい‐ちゅう【海中】
わた‐なか【▽海中】
海
(海中 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 06:07 UTC 版)
海(うみ[注 1]、英: the sea または the ocean[注 2])は、地球上[注 3]の陸地以外の部分で、海水に満たされたところ[1]。
注釈
- ^ 日本に古来あった大和言葉では、もともと「う・み」という音である。「う」は「大」という意味で、「み」は「水」の意味。つまり、大水(おおきなみず)、という意味の言葉であった、というのが主流の説だという。(出典:語源由来辞典)。
- ^ seaに対してoceanのほうが広大さがある、というニュアンスが含まれている。なお英語では(成句以外では)「the sea」「the ocean」などと、(あえて、意識的に)theをつける。
- ^ 『広辞苑』では「地球上」と表現することで、あくまで「地殻表面」についてだ、とのニュアンスを伝えている。
- ^ 日本語の場合は「みず+うみ」という構成法によって語をつくりだしたが、それに対してラテン諸語のイタリア語、フランス語、あるいはゲルマン語系の英語でも「lac」「lago」「lake」などとして、基本的にもとから海とは別の語を立てている。
- ^ 陸地上の水面には川もあるが、これは海とつながっていても海には含めない。なお陸地上には、(淡水でなく塩水を湛えた)塩湖もあるが、これに関しては「lake 湖」に分類することも、「海」に分類されていることもある。
- ^ この値は『地球の水圏』[6]による大陸棚外縁のおよその水深。
- ^ 江戸時代の川柳。森田健作主演『おれは男だ!』など青春ドラマでも「海のバカヤロー!」(あるいは海に向かって「バカヤロー」)と叫ぶのが定番になっている。
出典
- ^ a b c 岩波書店『広辞苑』第6版「海」
- ^ 理科年表地学部「世界各緯度帯の海陸の面積とその比」
- ^ 理科年表地学部「おもな海洋」
- ^ “海はどうして塩からいのですか?”. 公式ウェブサイト. 国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC). 2024年2月11日閲覧。
- ^ “海の豆知識”. 2024年2月11日閲覧。
- ^ 青木他 1995, p. 26.
- ^ a b c 宇田 1969, pp. 80–82「IV 海の色、光、透明度」海の色。
- ^ 「広島大と静岡大、岩盤含水モデル構築/海水、年23億トン減少」」『日刊工業新聞オンライン』日刊工業新聞社、2017年10月25日、科学技術・大学面。2018年6月3日閲覧。
- ^ []国立極地研究所(2018年6月3日閲覧)。[出典無効]
- ^ a b 青木他 1995 [要ページ番号]
- ^ 宇田 1969, p. 8「 I 海とは何か p.8 第2表 海水中に溶けた塩類、元素(および河川との対比)」
- ^ 大浜 1994 [要ページ番号]
- ^ ピネ 2010, pp. 223, 201.
- ^ ピネ 2010, p. 223.
- ^ データブック オブ・ザ・ワールド 2008, p. 3.
- ^ “海洋政策”. 公式ウェブサイト. 内閣府. 2018年6月3日閲覧。
- ^ “防災情報”. 公式ウェブサイト. 気象庁. 2018年6月3日閲覧。
- ^ Selsis, F. et al. 2007, p. 453-.
海中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:16 UTC 版)
国連海洋法条約第20条において、潜水船その他の水中航行機器は、沿岸国の領海を航行する場合、海面に浮上し所属を示す旗(軍艦旗、国旗)を掲揚すれば無害通航権を行使できる。
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海中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 16:16 UTC 版)
ワニ形上目の多くは淡水域で水棲あるいは半水棲の生活に適応していたが、中正鰐類と呼ばれるグループからは、海洋に進出して大型の海棲爬虫類へ進化したものもいた。タラットスクス類と呼ばれる彼らは後のモササウルス科にも類似した姿をしており、海水環境に適応した主竜類という稀有な存在であった。当時の海洋ではヒボドゥスに代表される軟骨魚綱のヒボドゥス目(英語版)が繁栄していた。また現在のサメやエイを包括する新生板鰓類(英語版)が出現したのもこの時代である。新生板鰓類はその他の軟骨魚類と比べて顎関節の開閉が自由かつ俊敏であること、吻部が口よりも前方に突出していて口が下に開くこと、また移動そのものも俊敏であることが特徴である。ただし当時の海洋では魚竜や首長竜およびヒボドゥス目が支配的であり、新生板鰓類の多様化は後期白亜紀の初頭まで待つことになる。
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海中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 16:38 UTC 版)
浮遊性の石灰質プランクトンや現代型の造礁サンゴはカーニアン期に出現した。後期三畳紀最末期にあたる2億500万年前(レーティアン期)の地層からは最古の首長竜であるラエティコサウルス(英語版)の化石が産出しているが、既に典型的な首長竜としての特徴が揃っていることから、陸棲爬虫類から進化したばかりのより基盤的な首長竜の祖先はこれ以前の時代に出現していたことが確実視されている。また、ラエティコサウルスの骨組織には恒温動物の特徴が確認されている。魚竜では大型のグループであるシャスタサウルス科(英語版)が絶滅した一方、パルヴィペルヴィア類と呼ばれる新たな系統が登場した。パルヴィペルヴィア類はオフタルモサウルス科などを内包する系統群で、後期白亜紀の初頭まで生き延びた。 約2億1500万年前(ノーリアン期)にはアンモナイトや放散虫およびコノドントが大規模な絶滅事変を経験した。これは同時期に衝突した先述の直径3.3 - 7.8キロメートルの巨大隕石の影響と見られている。隕石衝突から数万年間は海洋の基礎生産が極端に低下し、また基礎生産が回復しても30万年間は放散虫の生産量が回復せず、さらに回復後には放散虫群集の大規模な入れ替わりが起きていた。
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海中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:42 UTC 版)
マイクロソフトは海中に沈めるデータセンターを開発中で、英国オークニー諸島沖で2018年から2020年まで実験を行った。 冷却は海水で行うことで空調にかかる電気代を抑えられる他、人間が内部に入らないため事故率も地上より低いというメリットがある。
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海中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/16 16:15 UTC 版)
海では主な生産者は海藻であり、その多くは岩の上に根のような構造で固着して生育する。したがって砂浜には海藻はほとんど生育しない。また、海産の種子植物である海草は砂泥質の底に地下茎を伸ばすので、粗い砂質の所には出現しない。このように、大型植物が生育しないので、底質の単調さに拍車がかかる。遊泳性の動物にとってもそれらの存在は休憩所や採食の場として重要なので、生息には不向きである。底質中に潜行する生活をするものにとっては、砂は潜りやすい面もあるが、巣穴を掘って生活する場合には、深い部分は大丈夫のようだが、特に表面部分の形の維持が難しく、すぐに埋もれてしまう。このように見て行くと、素早く砂に潜れる能力のある動物でないと、生活するのは難しそうである。 なお、このような状況は、波当たりなどが弱く、砂に泥が混じるところではかなり緩和される。
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「海中」の例文・使い方・用例・文例
- 彼らの航海中海は荒かった
- 海中植物
- 海中で探検家の気分になる。
- 私たちは夜に海中花火を見た。
- 彼らは海中で機敏に動く。
- 彼らは風と荒天のなすがままに、航海中に行方不明になった。
- 船は全乗組員を乗せたまま海中へと沈んでいった。
- 船は航海中であった。
- タイタニック号が最初の航海中に沈没したのは1912年のことだ。
- その船は航海中です。
- そのヨットは順調に航海中だ。
- その船はインドに向けて航海中だ。
- プランクトンはいろいろな海中動物のえさとなる.
- 航海中.
- 航海中の冒険談をする.
- その船は航海中行方不明になった.
- 航海中は穏やかであった.
- 救命ボートは大波に飲まれ海中に没した.
- (航海中)食糧が欠乏する
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