武士道残酷物語とは - わかりやすく解説 Weblio辞書

武士道残酷物語とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 武士道残酷物語の意味・解説 

武士道残酷物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 03:44 UTC 版)

武士道残酷物語
監督 今井正
脚本 鈴木尚之
依田義賢
製作 大川博
出演者 中村錦之助 (萬屋錦之介)
丘さとみ
三田佳子
森雅之
有馬稲子
音楽 黛敏郎
撮影 坪井誠
編集 宮本信太郎
製作会社 東映京都撮影所
配給 東映
公開 1963年4月28日
上映時間 123分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 2億7500万円[1]
テンプレートを表示

武士道残酷物語』(ぶしどうざんこくものがたり)は、1963年(昭和38年)4月28日公開の日本映画である。東映製作・配給。監督は今井正、主演は中村錦之助 (萬屋錦之介)モノクロシネマスコープ、123分。

原作は南條範夫の『被虐の系譜』(講談社刊)。戦国時代から現代まで残酷・非情な封建社会をある家の7代にまたがる系譜を通して描く。中村錦之助がその7代の役を力演した。題名は岡田茂の命名[2]。作品は第13回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した。第37回キネマ旬報ベスト・テン第5位。

造形を担当した大橋史典は、自身が担当したダミーの腕は血飛沫が出る描写で監督の今井が驚きの声をあげるほど真に迫ったものであったと述べている[3]

スタッフ

キャスト

第一話(慶長15年-寛永)
第二話(寛永15年)
  • 飯倉佐治右衛門:中村錦之助 (萬屋錦之介)
  • 佐治衛門の妻・やす:渡辺美佐子
  • 下僕・吾平:織田政雄
  • 下僕・六助:波多野博
  • 堀式部少輔:東野英治郎
  • 寺田武之進:片岡栄二郎
  • 北沢弥左衛門(側用人):北竜二
第三話(元禄年間)
第四話(天明3年)
第五話(明治4年)
第六話(昭和20年)
第七話(昭和38年)
その他

受賞

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』、キネマ旬報社、2012年5月23日、p.200
  2. ^ 「映画界のドンが語る『銀幕の昭和史』 岡田茂」、『新潮45』2004年9月号、新潮社、p.204
  3. ^ 友井健人「特撮界の怪人 大橋史典」 『別冊映画秘宝電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年11月14日、pp.86-87頁。ISBN 978-4-86248-805-3 

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「武士道残酷物語」の関連用語

武士道残酷物語のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



武士道残酷物語のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの武士道残酷物語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS