正教会への合流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 02:12 UTC 版)
「エヴァンジェリカル・オーソドックス教会」の記事における「正教会への合流」の解説
使徒継承の必要性が信じられた事により、エヴァンジェリカル・オーソドックス教会の大半の構成員は長い時間と熟慮を経た模索の後、1987年にアンティオキア総主教庁北アメリカ大主教区に加入した。 エヴァンジェリカル・オーソドックス教会は当初、イスタンブールに赴いてコンスタンディヌーポリ総主教に面会したが、使徒継承という目標実現に向けて目だった成果を上げる事は出来なかった。次に彼らは再び古い仲間であるジョン・バークト神父と再会し、ジョン・バークト神父は彼らのために、アンティオキア総主教の歴史的なロサンゼルス訪問に際して総主教への面会を取り計らった。これによりバークト神父は次の年に、主要な仲介者としてアンティオキア総主教庁北アメリカ大主教区で働き、エヴァンジェリカル・オーソドックス教会の改宗と再編成という最初の設立に関る中心人物となった。改宗と再編成にあたっての神学教育は、カリフォルニア州のヴァン・ナイズ(Van Nuys)にある聖ミハイル正教神学校で行われた。エヴァンジェリカル・オーソドックス教会の20の教会はアンティオキア・エヴァンジェリカル・オーソドックス・ミッションとなり、解散されて通常の教区組織に再編される1995年まで存続した。アンティオキア総主教庁の教区には参加していなかった幾つかの教会はアメリカ正教会に加入したが、一部は独立した状態のままエヴァンジェリカル・オーソドックス教会(EOC)の名を用いている。
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