正教会での用法
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詳細は「シノド」、「聖シノド」、および「聖務会院」を参照 正教会においては各独立教会・自治教会内の主教達を構成メンバーとする機関、および主教選出・地方教会の教会法上の決議を行う会議を言う。前者は「聖シノド」(Holy Synod)、後者は単に「シノド」(Synod)と表記される事が多い。 東ローマ帝国時代の正教会では皇帝が会議を召集、主宰することが多かったが、9世紀の東ローマ皇帝バシレイオス1世によって発布された法律集『エパナゴゲー』では、教義の最終決定権は教会会議にあると規程し、皇帝や総主教といえども教会会議の承認なくしては教義を決定できないこととされていた。 日本語媒体において片仮名転写で「シノド」もしくは「シノード」と表記されている場合、それだけで特にロマノフ朝時代のロシア正教会の一機関であり、聖務会院もしくは宗務院とも訳される機関を指している場合もあるので注意が必要である。ロマノフ朝に関連した文脈においてはその蓋然性は高い。
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正教会での用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 00:45 UTC 版)
聖シノド (Holy Synod) - 正教会における「シノド」について概説。 聖務会院 (Святейший Правительствующий Синод, Most Holy Synod) - ロマノフ朝時代のロシア正教会に特異的な「シノド」について概説。宗務院とも。 在外ロシア正教会 (Russian Orthodox Church Outside Russia, 通称"Synod") - 在外シノドと表記・呼称される事もあるが、現在では在外ロシア正教会の表記が一般的である。
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