ぼんもう‐きょう〔ボンマウキヤウ〕【梵網経】
梵網経〈下巻/〉
主名称: | 梵網経〈下巻/〉 |
指定番号: | 697 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1939.05.27(昭和14.05.27) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | (天平勝宝九歳三月廿五日僧霊春願経「高野山」ノ朱印アリ |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | 757 |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
梵網経
主名称: | 梵網経 |
指定番号: | 1265 |
枝番: | 02 |
指定年月日: | 1930.05.23(昭和5.05.23) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 寛元元年書写ノ奥書アリ |
員数: | 2帖 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1243~47 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
梵網経〈懐良親王御筆/〉
主名称: | 梵網経〈懐良親王御筆/〉 |
指定番号: | 1395 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1966.04.23(昭和41.04.23) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 南北朝 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 南北朝時代の作品。 |
書跡・典籍: | 梵本心経并尊勝陀羅尼 梵漢普賢行願讃 梵網経 梵網経 楚石梵琦墨蹟 楞伽経 楽所補任 |
梵網経
梵網経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:48 UTC 版)
重要文化財。鮮やかな金泥で書写された梵網経2巻。書風から平安時代前期のものだと推定される。ただし、本品が尊ばれた理由は本文ではなく、外題部分にある。各巻の外題は、太子が自らの手の皮を剥いで貼り付けたとされ(大江親通『七大寺巡礼私記』)、この外題を拝見した人は三悪趣(地獄・餓鬼・畜生)に堕ちないとされる(『古今目録抄』)。手の皮を剥いで用いているのは、当の梵網経のなかにある「皮を剥いで紙となし、血を刺して墨となし、髄(液)を持って水となし、骨を折りて筆となし、仏の教えを書写すべし」という凄まじい記述を文字通り実行したのだと解される。本当に太子の手の皮かはともかく、実物からは毛穴らしき跡が観察できる。ならば動物の皮を使いたとも考えられるが、お経に動物の素材は用いない。よって本当に手の皮、指紋は見えないので手の甲の皮を剥いで用いていると考えられる。また現在、外題部分に文字は無く赤外線を当てても墨跡は確認できないため、血を用いて書かれ『七大寺巡礼私記』や『古今目録抄』の時代には確認できた文字が、経年により消えてしまったとも考えられる。なお、宝物の中には太子の足跡とされる「御足印」(献納宝物36号)もあるが、現在その足跡を確認するのは困難である。
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梵網経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:23 UTC 版)
梵網経(左:上巻の序、右:上巻の表紙と題箋) 梵網経は、紺紙金泥で製作された経典で上下巻に分かれる。現在は東京国立博物館に収蔵。9世紀(平安時代)のものとされ、1957年(昭和32年)6月18日に重要文化財指定。『御縁由』には「聖徳太子自筆、外題に手の皮を貼りたまう」と記されている。 この梵網経は、100巻以上ある広本から一部を抜き出して、上下巻にしたもの。紺紙に金泥の界線を引き、金泥文字で1紙26行、1行17字で書写される。表紙には銀泥で文様が描かれる。文様や書風から平安初期と考えられ、現存経巻でも最古の部類である。題箋にはなめし皮が用いられるが、『目録抄』に聖徳太子の手の皮と記され、以来そのように伝えられてきた。その由来ゆえに大変な信仰をあつめ、1236年(嘉禎2年)には、摂政九条道家が閲覧を希望したため下巻が京都に贈られ、これを拝見した道家は殊のほか喜んだと記録されている。1261年(弘長元年)には、後嵯峨上皇が法隆寺を訪問したが、これを記録した『別当記』によると「一切の財物をみたが、梵網経にはことのほか喜ばれた」と記されている。このように経巻が繰り返し披露されたため破損が進み、1363年(貞治2年)には、経巻を収納する箱が新造された。上巻は縦27.5㎝全長1062.5㎝、下巻は縦27.5㎝全長1146.0㎝。
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「梵網経」の例文・使い方・用例・文例
- 梵網経という経典
梵網經と同じ種類の言葉
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