梁羽生
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梁 羽生(りょう うせい)は中国香港の小説家。新武俠小説の開祖とされる。本名は陳 文統。
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- ^ 梁羽生氏死去(中国の著名な武俠小説家) - MSN産経ニュース 2009年1月27日
梁羽生
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梁羽生は香港の新聞社『大公報』で金庸と同僚であり、新聞記者から武俠小説作家に転じた。1954年に『大公報』の娯楽紙面『新晩報』に最初の武俠小説『龍虎闘京華』を発表し、これが新武俠小説の始まりとされている。 金庸と同じく、歴史上の人物や出来事を創作世界に織り込んだ大河小説を得意とする。古典や歴史の豊かな教養に基づいた格調高い文体に、愛国主義的色彩を含んだ民族性が付与されている点で特徴的であり、また俠義と情愛の狭間で揺れ動く男女の恋愛物語を細やかに描き出している。金庸の「金学」ほど盛んではないものの、梁羽生の作品を研究対象とした「梁学」も存在している。代表作には『萍踪俠影録』『白髪魔女伝』『七剣下天山』『雲海玉弓縁』などがある。
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