「末法(まっぽう)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

末法とは? わかりやすく解説

556の専門辞書や国語辞典百科事典から一度に検索! Weblio 辞書 ヘルプ

まっ‐ぽう〔‐ポフ〕【末法】

読み方:まっぽう

仏語仏法行われる時期三つ分けた三時のうち、最後退廃期。釈迦(しゃか)の入滅後、正法(しょうぼう)・像法(ぞうぼう)を経たあとの1万年間。教え説かれるだけで修行する者もなく、悟りを開く者のいない時期とされる。末法時。「—の世」


末法 (まっぽう)

仏教考え方で、釈迦[しゃか]の教え正し行い行いによる悟り3つがある状態から、悟りなくなり次に正し行いなくなっていくという考え末法思想です。悟り正し行いなくなった状態が末法[まっぽう]で、釈迦の死後1000年たった、1052年から末法になると信じられいました

関連項目

まっぽう 【末法】


末法

読み方:まっぽう

  1. 正しい道の行はれない悪い世の中のことをいふ。仏滅後五百年間を正法一千年間像法一万年間を末法といふ。未法灯明記に、「於末法中但有言教、而無行証。」とある。〔僧侶語〕
  2. 正しい道の行はれない悪い世の中のことをいふ。仏滅後五百年間を正法一千年間像法一万年間を末法といふ。末法灯明記に、「於末法中但有言教、而無行証。」とある。
  3. 正しい道の行われない悪い世の中のことをいう。〔僧侶

分類 僧侶僧侶

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

末法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 07:55 UTC 版)

末法(まっぽう)とは、仏教で、仏陀の教のみが存在して悟りに入る人がいない時期のこと。または、釈迦の死後1,500年(または2,000年)以降の時期のことである。

概説

末法というのは、正法(しょうぼう)、像法(ぞうぼう)の後に位置づけられている時期のことである。正法・像法・末法という三時(さんじ)のひとつである。

末法というのは、仏の在世から遠く隔たったため、教法が次第に微細・瑣末になり、僧侶が戒律を修めず、争いばかりを起こして邪見がはびこり、釈迦の仏教がその効力をなくしてしまう時期とされる。

三時の長さのとらえかたには諸説あり、一説には、正法 千年、像法千年、末法 一万年とされ[要出典]、多くはこの説をとっている。

なお、肝心の釈迦入滅年に関しては諸説あるものの、確かなことは判っていない。

五百歳

三時または五箇の五百歳は『大集経』に説かれる。

大覚世尊、月蔵菩薩に対して未来の時を定め給えり。所謂我が滅度の後の五百歳の中には解脱堅固、次の五百年には禅定堅固已上一千年、次の五百年には読誦多聞堅固、次の五百年には多造塔寺堅固已上二千年、次の五百年には我が法の中に於て闘諍言訟して白法隠没せん

日本では伝統的に『末法燈明記』(最澄の著作とされていたが偽書説がある[1])を根拠に1052年永承7年)に末法に入ったとされたため、ここではそれに従う。この考え方では釈迦の入滅を『周書異記』を根拠に紀元前949年とする(考古学的な推測よりかなり古い時代であり、東南アジアの仏暦ともかなりの差がある)[2]

  • 第一の五百歳 解脱堅固…インドにおいて迦葉(マハーカッサパ)・阿難(アーナンダ)等が小乗教を弘めた。
  • 第二の五百歳 禅定堅固…インドにおいて竜樹(ナーガールジュナ)・天親(ヴァスパンドゥ)等が大乗教を弘めた。
  • 第三の五百歳 読誦多聞堅固…仏教が東に流れて中国に渡り経典の翻訳や読誦、講説等が盛んに行われた。天台大師(智顗)が法華経を弘めた。
  • 第四の五百歳 多造塔寺堅固…仏教が東に流れて日本に渡り聖徳太子以来多くの寺塔が建てられた。伝教大師(最澄)が日本の仏教を統一し大乗戒壇を建てた。
  • 第五の五百歳 闘諍堅固・白法隠没…戦乱が激しくなり、釈迦の仏法が滅尽する。末法思想から鎌倉新仏教が起こった。

関連文献

脚注

  1. ^ 日蓮等の鎌倉仏教の多くの祖師は『末法燈明記』は最澄の著述だと定めているが、現代では『末法燈明記』は最澄に仮託して書かれた文献、つまり偽典と説明されることがある。 
  2. ^ 聖教新聞:用語解説

関連項目


「末法」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「末法」の関連用語

末法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



末法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
防府市教育委員会防府市教育委員会
Copyright 2025,Hofu Virtual Site Museum,Japan
中経出版中経出版
Copyright (C) 2025 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの末法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS