未来小切手帳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 01:06 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (み)」の記事における「未来小切手帳」の解説
未来小切手帳(みらいこぎってちょう)は、「お金がわいて出た話」(てんとう虫コミックス第18巻に収録)に登場する。 金額とサインを書き込むことで、現金の代りに支払の手段として使用できる。実際の小切手と違って銀行口座などなくても使用できるが、実はサインした主が未来でもらう予定の現金を先取りしているに過ぎず、小切手を使った後に小遣いなどで現金を手に入れると、それが忽然と消滅する。クレジットカードの一種というとらえ方も可能。 のび太はこの仕組みを知らずに調子に乗って小切手を多用したため、43歳の夏のボーナスまで使い込む羽目になった(要するにカード破産に近い状態)。なおそれを知ったドラえもんの言葉から察するに、買った品物を返品(現金後払いでも同じ)して小切手を取り戻せば効果は消えるらしい。 テレビアニメ第2作第2期ではスネ夫よりも金持ちの外国人が転校してきた際、嫉妬したスネ夫が見栄を張って小切手を多用し、年を取っても現金が手に入らない状態になるという設定に変えられた。 原作の表紙には「我友銀行」と書かれているが、テレビアニメ第2作第2期では「未来銀行」と書かれていた。
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