未対応コンパイラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/29 13:43 UTC 版)
「Standard Template Library」の記事における「未対応コンパイラ」の解説
STLはほとんど全ての要素がC++の比較的新しい機能であるテンプレートを用いて作られているので、テンプレート関連のC++標準への準拠度が低いコンパイラやテンプレート機能を持たないEmbedded C++では、一部に使用の制限があったりSTLの使用自体が不可能なことがある。 ただし2003年にはC++標準への準拠度が高められた最適化コンパイラであるVisual C++ Toolkit 2003がマイクロソフトから無償配布されるなど、多くの環境ではテンプレートの利用における問題は少なくなってきている。 なお前述のコード量増大もそうであるが、これらはC++のテンプレート機能一般の問題であってSTL固有のものではない。
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