最近1万年間の活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 04:39 UTC 版)
最近1万年間の活動は、カルデラ内の後期中央火口丘群に限られている。この時期の活動の特徴はマグマ噴火は溶岩または溶岩ドームの形成と、溶岩ドーム崩壊型(ブロックアンドアッシュフロー型)火砕流の発生とされている。 マグマ噴火は、 約8000年前の神山山頂付近 約5700年前の二子山溶岩ドーム 約3200年前の神山。神山の北側が山体崩壊、冠ヶ岳を形成。 の3回が確認されている。 約3000年前、神山北西斜面で山体の多くを崩壊させる大きな水蒸気爆発が発生。これにより大涌谷が生まれ、水蒸気噴火によって引き起こされた土石流により仙石原湖の半分以上が埋没して仙石原となり、また早川の上流部(現在の湖尻付近)がせき止められて芦ノ湖が誕生した。 以降、水蒸気噴火が約3000年前、約2000年前に発生した。
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