最近の収録状況および現在プレイ可能なゾーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 08:41 UTC 版)
「ゾーク」の記事における「最近の収録状況および現在プレイ可能なゾーク」の解説
1991年にアクティビジョンからインフォコムブランドで発売された『ザ・ロスト・トレジャーズ・オブ・インフォコム』には、オリジナル版ゾーク三部作とエンチャンター三部作、そして『ビヨンド・ゾーク』と『ゾーク・ゼロ』が収録されていた。1992年に発売された二番目のゲーム集『ザ・ロスト・トレジャーズ・オブ・インフォコム II』には、『ウィッシュブリンガー』と10本のゾークと無関係なゲームが収録された。 アクティビジョンによる1996年の傑作集『クラシック・テキストアドベンチャー・マスターピースズ・オブ・インフォコム』には、すべてのテキスト版ゾーク、すなわちオリジナル版ゾーク三部作およびエンチャンター三部作、『ウィッシュブリンガー』、『ビヨンド・ゾーク』、『ゾーク・ゼロ』が収録されている。 アクティビジョンは『ゾーク:ネメシス』の宣伝活動の一環として『ゾーク I』の無料ダウンロードを、同様にゾークの新作である『ゾーク・グランド・インクゥイザター』と『ゾーク:ザ・アンディスカバー・アンダーグラウンド』の宣伝活動の一環として、『ゾーク II』および『ゾーク III』の無料ダウンロードを、短期間提供した。これにより、ゲーム内に含まれるライセンスが明確に再配布を禁じているにもかかわらず、多くの人々がオリジナルゾーク三部作はフリーウェアとして配布されているものだと思い込んだ。アクティビジョン法務部は、それらのゲームに関する宣伝活動は終了しており、オリジナル版ゾーク三部作を配布したりダウンロード可能な状態に置くことは法的に許可されていないとの声明を出している。 1989年から1991年にかけてエイヴォン社からインフォコム・ブックスとして出版された6冊の小説の内の2冊は、直接にゾークを題材にした『The Zork Chronicles』(ジョージ・アレック・エフィンジャー著、1990年)と、『The Lost City of Zork』(ロビン・W・ベイリー著、1991年)であった。同シリーズにおける更に2冊の小説、『Wishbringer』(クレイグ・ショー・ガードナー著)と『Enchanter』(ベイリー著)も、ゾーク世界を題材にしている。 また、アンサイクロペディアには『Game:Zork』の名を持つwikiによる分岐式ミニゲームが存在する。このゲームでプレイヤーが勝利する事はほとんど不可能であり、死亡エンドの多くはグルーに食べられる事で終わる。このパロディゲームには日本語版も存在する。 2006年の時点において、ゾークの電話によるプレイが可能なバージョン『Zasterisk』がベータテストに入っている。アスタリスクとフェスティバル音声合成システムを使用してサイモン・ディトナーによりプログラムされたこのシステムでは、プレイヤーは電話を通じた音声によるコマンド入力で『ゾーク』をプレイする事ができる。行動の結果はテキストから自動合成される音声により読み上げられる。 iPhone アプリケーション FROTZ で、プレイ可能なシナリオの一つとして提供されている。 また、2010年11月9日(海外版)・11月18日(字幕版)・12月16日(翻訳版)に発売された『Call of Duty: Black Ops』では、ある場所で「ZORK」とタイプすればZORKがプレイできる(具体的なバージョンは不明)。
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