時速の測り方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/22 22:32 UTC 版)
時計のストップウオッチ機能を利用する。秒針を0秒の位置にリセット(帰零)した後、秒針を始動させる。そして、単位距離(例えば1kmや1マイル)を走行した時点で秒針を止める。秒針が指しているタキメーター用の目盛りを読めば、秒針を始動させてから止めるまでの平均時速が分かる。例えば30秒は120単位距離毎時に、60秒は60単位距離毎時に相当する。多くの場合、タキメーター用の目盛りは秒針1周分しかないので、測定できる範囲は、60 - 500 単位距離毎時程度である。 同様の原理で、大量生産の工場などで一時間あたりの生産個数を測定することもできるため、特にタキプロダクトメーターと呼ばれることもある。また、ナースウォッチと呼ばれる時計の中には、規定の拍数に達するまでの秒数からおよその心拍数を測定できる簡易脈拍計がついているものがある。
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