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むかし‐ばなし【昔話/昔×噺】

読み方:むかしばなし

以前出来事経験などについての話。むかしがたりむかしものがたり。「今ではすっかり—になった

民俗学で、口承文芸の一。子供語って聞かせるたぐいの、空想的な世界内容とする話。ふつう、「むかしむかし、ある所に」などの句で始まる。「桃太郎」舌切り雀」「かちかち山」など。


むかしばなし 【昔話】

具体事物と結びついて語られる伝説異なり空想的な世界内容とし、「むかしむかし」のように語られるフィンランドのアアルネは主に北欧資料により昔話を、動物昔話・本格昔話・笑話の三群に分けて見ているが(一九一〇年)、本格昔話をさらに魔術譚・宗教譚・ノベレ・愚かな食人鬼の話、などに分けている。昔話をそのまま民話とする考えもあるが、民話は昔話を文学的にしたものとの説もある(「夕鶴」や「三年寝太郎」の如き)。昔話を現代的な表現にしたばあい「再話」とも呼ぶ。→ 民話

昔話

作者連城三紀彦

収載図書一夜
出版社新潮社
刊行年月1988.2
シリーズ名新潮文庫


昔話―感傷的な娘

作者林望

収載図書トッカータ光と影物語 洋画
出版社文藝春秋
刊行年月2001.6


昔話―ハーゼンクレーヴァー

作者林望

収載図書小説集―絵の中の物語
出版社集英社
刊行年月2006.10
シリーズ名集英社文庫


昔話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 21:22 UTC 版)

昔話(むかしばなし)は、「民俗学で、口承文芸の一つ」[1]。言語学者ロマーン・ヤーコブソンの言葉をかりれば、「昔話は典型的な集団財産である。精神文化の社会化した部分、たとえば言語あるいは昔話は、個人的な創造が支配的な分野よりもはるかに厳格で画一的な法則にしばられている」[2]。日本昔話は日本民話のひとつ。「ムカシ」「ムカシコ」「ムカシガタリ」などとも呼ぶ。民衆の生活のなかから生まれ、民衆によって口承されてきたもので口承文学、また民俗資料の一。テレビアニメ化やビデオアニメ化もされている。

概説

「むかし」という確かではない時や「あるところに」という不明な場所を発端句として用い、本当にあったかどうかは知らないけれどという心持ちで語り継がれる話。

そのため、固有名詞を示さず、描写も最小限度にとどめ、話の信憑性に関する責任を回避した形で語られる。時代や場所をはっきり示さず、登場人物の名前も「」「」などのように性別や年齢などの特徴をもとにした普通名詞が多い。「桃太郎」も「から生まれた長男」の意味しか持たない。

めでたしめでたし 」、「てっぺんぐらりん」、「どんどはれ」、「とっぴんぱらりのぷう」等の言葉で終わることが多く、これを結句と呼称している。結句は地域によってそれぞれの言葉が用いられる。

昔話の語り口・特徴

昔話とは、昔の人たちが代々世々伝承してきた、語り物としてのおとぎ話のことである。そのような昔話には、独自の語り方が存在する。その語り口・語り方の隅々、語りのすじ道の端々には、往古の先人たちの子どもへの思い入れが凝縮している。まず、語りの場において、昔話は一体どこに存在しているのか。それは、語られている時間のあいだだけ実在しているものである。ということは、すなわち、昔話が語り終わられたら、それはその場から消失するということである。これは、昔話の形態が、時間的文芸であることによる。このことは、同じく、演奏され終われば消える、音楽と相い似た関係にある。

さて、昔話の語り口について見てみると、それはとても簡単で明瞭であることがわかる。そのようなわかりやすい文体であるのは、語り物であるからであり、そのような語り口によって語られるのが、昔話なのである。そして、ひととおり昔話が語り終えられると、独特の定型的な結末句で終わるのが慣例となっている。この結末句は地方によって異なり、岡山の「しゃーんしゃん」や飛騨の「しゃみしゃっきり」、岩手の「どんとはれ」や秋田の「どっとはらえ」など、土地土地の結末句が伝えられている。また、この結末句に対応するように、昔話は独特の発端句ではじまる。こちらは、「昔むかし[3]、あるところに」などの語り口である[4](英語の「Once upon a time英語版」等と同じく常套句)。

日本の主な昔話

昔話の型

脚注

  1. ^ 『講談社カラー版 日本語大辞典』 講談社 1989年、1914頁。ISBN 4-06-121057-2
  2. ^ ロマン・ヤコブソン「ロシアの昔話について」(1945)〔アファナーシエフ『ロシア民話集(上)』(中村喜和編訳)岩波文庫 1988年、第2刷、359-391頁、引用は375頁〕。ISBN 4-00-326421-5
  3. ^ コトバンク・昔昔
  4. ^ 小澤 2009, p. 21.
  5. ^ コトバンク・親指太郎
  6. ^ まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - ききみみ頭巾
  7. ^ まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - 貧乏神と福の神

参考文献

  • 小澤俊夫『こんにちは、昔話です』小澤昔ばなし研究所、2009年。 

関連項目

外部リンク


昔話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/09 02:51 UTC 版)

ゲーム帝国」の記事における「昔話」の解説

タイトルロゴで語られる昔話。腑に落ちない結末が殆ど。昔話以外にも帝国近況語られる事もある。

※この「昔話」の解説は、「ゲーム帝国」の解説の一部です。
「昔話」を含む「ゲーム帝国」の記事については、「ゲーム帝国」の概要を参照ください。

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