日帰り入浴施設の度重なる事業者交代
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「りんくうプレジャータウンSEACLE」の記事における「日帰り入浴施設の度重なる事業者交代」の解説
当施設内にある日帰り入浴施設(スーパー銭湯)の事業者(予定含む)が幾度も変更となっている。シークル構想当初はつかしんで日帰り入浴施設を運営していたグンゼ株式会社が担当する事となっていたが、2006年中に撤退。代わりに札幌市の[株式会社ワンディ・スパが参入し「ワンディ・スパ関空店」として2008年春開業予定であった。事業を引き受けたワンディ・スパの親会社で美容院チェーンを営む株式会社モーリスフランク・ジャパン(2009年11月民事再生法申請)は本業を他社へ売却し、ワンディ・スパ事業へ特化させる目論見であったが、計画が狂った事により資金を捻出できず、2007年時点で温泉掘削に着手していたものの開業計画が頓挫した。2008年4月以降、シークルのガイドマップや公式サイトから「24時間営業の温浴施設 2008年春OPEN」という開業予定や立地場所(1020区画)の告知が削除された。なお、モーリスフランク・ジャパンの前身はカブトデコムと並んで北海道拓殖銀行破綻の元凶となったソフィア中村グループである。 その後、滋賀県内で業務スーパーのフランチャイズ店やまんが喫茶を運営する大栄開発株式会社(大津市)が開業に名乗りを上げ、温泉を掘削し2009年2月に「寿楽の湯(じゅらくのゆ)」としてオープンに至った。しかし同年9月30日付けで前触れも無く閉店し、大栄開発は事業撤退のうえ施設の公式サイトを削除した。このため、2009年10月時点では再び日帰り入浴施設が営業されていない事態となっていたが、「水春」などを運営する株式会社ビーバーレコードが同年12月10日に「天然温泉 りんくうの湯」を再オープンさせた(なお、2013年4月に泉佐野市条例が変更され、天然温泉利用者に入湯税が課税されることになったことから、2013年4月17日より天然温泉を中止し、「岩塩温泉 りんくうの湯」に変更されている)。 日帰り入浴施設の経営会社が度重ねて移り変わり、運営が困難となる状況は全国的に見ても珍しい事象である。
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