【新田原基地】(にゅうたばるきち)
JASDF Nyutabaru Air Base.
宮崎県児湯郡新富町に所在する、航空自衛隊の航空基地(防衛省管理の軍用飛行場)。
本基地は後述の通り、戦略級部隊のひとつである「第5航空団」がベースとしており、九州東南部・四国とその周辺空域における防勢対航空作戦(対領空侵犯措置や阻止攻撃)に備えている一方、アグレッサー部隊である飛行教導隊やF-15Jに搭乗するパイロット候補生の教育最終段階を受け持つ「飛行教育航空隊」もベースを置くなど、教育・訓練の拠点としても活用されている。
余談ではあるが、1970年代に宮崎空港の滑走路延長を伴う拡張計画が立てられた際、地元との漁業補償が難航したことから、本基地の軍民共用化が検討されたこともある。
空港情報
種別:軍用
滑走路:2,701×46(10/28)
3レターコード:N/A
4レターコード:N/A
自衛隊の配備部隊
新田原基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 14:55 UTC 版)
新田原基地(にゅうたばるきち、Nyutabaru Airbase)は、宮崎県児湯郡新富町大字新田19581に所在する航空自衛隊の基地。第5航空団等が配備されている。基地司令は第5航空団司令が兼務。
- ^ 衆議院議員赤嶺政賢君提出航空自衛隊新田原基地における「米軍再編」に伴う日米共同訓練と施設整備に関する質問に対する答弁書 防衛省・自衛隊
- ^ “築城の米軍拠点化調査 福岡 田村・真島氏が現地入り”. しんぶん赤旗. (2018年10月13日). 2018-10-17
- ^ 眠る特攻機 水深45メートルに65年 朝日新聞 平成22年8月15日
- ^ a b 「航空管制五十年史:航空交通の安全ひとすじに」, 航空管制五十年史編纂委員会, 航空交通管制協会刊, 2003年3月, P181 「5-15 宮崎空港」
- ^ 「離陸に失敗」『中國新聞』昭和46年7月26日 夕刊 7面
- ^ 昭和55年防衛施設庁告示第2号
- ^ 新田原基地に第305飛行隊を配備 - MRT宮崎放送(2015年8月31日)
- ^ 鹿児島・宮崎両空港 管制業務統合へ 地方空港どうしは初 - NHKニュース(2017年10月6日配信、10月9日現在のオリジナルをアーカイブ化)
- ^ “新田原基地に米軍の弾薬庫や駐機場整備へ 宮崎”. NHK. (2018年10月20日) 2018年10月21日閲覧。
- ^ “新田原基地に米軍弾薬庫や駐機場整備へ”. 西日本新聞. (2018年10月20日) 2018年10月21日閲覧。
- ^ 安楽拓也「フランス航空宇宙軍展開部隊のラファール、A330 MRTT、A400M 航空自衛隊と国内で初共同訓練」『航空ファン』第72巻第10号、文林堂、2023年8月21日、1-9頁、JAN 4910037431035。
- ^ 空自関係行事では唯一、降下時に『空の神兵』が放送される。
- 1 新田原基地とは
- 2 新田原基地の概要
- 3 沿革
- 4 配置部隊
- 5 脚注
固有名詞の分類
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