新世代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/14 06:03 UTC 版)
「1960-1961シーズンのNBA」の記事における「新世代」の解説
1960年代に入り、NBAは新たな主役達が揃いつつあった。NBA最初期に活躍したジョージ・マイカンやジョー・ファルクス、ニール・ジョンストンらの姿はすでに無く、リーグのトップを支配するのは1950年代後半にNBA入りした選手が殆どだった。 NBA2年目のウィルト・チェンバレンは37.4得点27.2リバウンドの成績でスタッツリーダーの三冠を達成、FG成功率はNBA初の50%越えとなり、そのオフェンス力は並ぶ者がない存在となった。1956年にNBA入りしたビル・ラッセルは自身2度目のMVPを受賞(但し、オールNBAチーム選考ではまたしても1stチームには選ばれなかった)。そしてこの年にNBA入りしたルーキーもリーグに旋風を巻き起こした。オスカー・ロバートソンは前々季のエルジン・ベイラー、前季のチェンバレンに引き続き、ルーキーながらオールスターのMVPを獲得。さらに8年もの間その座に君臨し続けたボブ・クージーから、アシスト王の座を奪取した。ルーキーイヤーは30.5得点9.7アシストと、前季のチェンバレンに勝るとも劣らない成績を記録した。
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