提案された曲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/04 19:10 UTC 版)
イギリスのカントリー イングランド ウェールズ スコットランド 北アイルランド 2007年4月20日、英国自由民主党のグレッグ・マルオランド(リーズ・ノースウエスト選挙区選出)庶民院議員は、イングランドは独自の国歌を持つべきだ提案する、討論日未定動議(Early Day Motion (EDM): 議会において議決の対象とはならないが、当該動議に賛同議員が署名を行うことができる。)を庶民院において提出した。このEDMは全てのスポーツ競技団体のために「イングランドの選手と市民が、競技会において、賛成するであろう適切な曲を採用する」ことを求めた。 また、『エルサレム』にイングランドの国歌としての公的な地位を与えることを求めるEDMが保守党の ダニエル・カウシンスキ(シュルーバリー・アットチャム選挙区選出)庶民院議員によって2006年10月16日に提出された。 2008年4月、マルオランドはラグビーリーグ・イングランド代表に、オーストラリアでの2008年秋に開催されるラグビーワールドカップにおいて『女王陛下万歳』ではなく "イングランド国歌" を使用するよう求めた。4月28日、マルオランドは新たなEDMを提出した。このEDMでは、ラグビーリーグワールドカップに参加するスコットランドとウェールズが独自の国歌を使用すると考えられることから、イングランドは連合王国国歌よりもイングランド国歌を使うよう呼び掛け、イングランドのラグビーリーグファンはイングランド国歌を選ぶ機会を与えられるべきであると提案した。 しかし、実際のワールドカップにおいては『女王陛下万歳』が使用された。 2010年の4月23日の聖ジョージの日に、イングランド・コモンウェルスゲームズ理事会は、2010年にインドのデリーで開催されるコモンウェルスゲームズ大会で演奏される曲をイングランド市民が決定するための投票を行った。投票者は『女王陛下万歳』『エルサレム』『希望と栄光の国』の中からイングランド代表の歌として使われる曲を選ぶことができた。5月30日に『エルサレム』が52%の支持を得たことが発表された。
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