成語としての三字熟語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 04:39 UTC 版)
日本語における「熟語」という語は、「古くから伝えられる成句や成語」という意味を含蓄する。特に「異口同音」「言語道断」「臥薪嘗胆」のように漢字4字で構成される成語は数が多く、これに類する語のみをもって、「四字熟語」と称することも一般的である。 これに対し、漢字3字で構成される成語は「破天荒」「登竜門」など、ごく少数が挙げられるに留まる。一方で、成語以外の三字熟語も日本語の語彙体系を考える上で無視し得ない存在感を有しているのは前述のとおりである。以上を踏まえ、加納は、三字熟語について論じる際は、いわゆる「四字熟語」よりももっと広い視点に立つ必要があるとしている。石井久雄は、『漢字百科大事典』(明治書院、1996年)の中で日本語における三字漢語を蒐集しているが、「仏教用語および中国に故事のあるものは、ほとんど取り上げない」としている。
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