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ひき‐しお〔‐しほ〕【引(き)潮/引き×汐】

読み方:ひきしお

満潮時から干潮時まで、海面がしだいに下降し海岸線が沖に退くこと。また、その現象落ち潮下げ潮。⇔満ち潮

退く時機ひきさがるころあい引き潮時。「—を心得る」

「引潮」に似た言葉

下げ潮(さげしお)

引き潮(ひきしおebb

潮汐にもとずく海面変動で、満潮から干潮までの間で海面下降しつつあるときを下げ潮または引き潮という。これに対して干潮から満潮までの間で、海面上昇しつつあるときを上げ潮または差し潮という。

引き潮

作者松本侑子

収載図書人の物語
出版社角川書店
刊行年月2001.7
シリーズ名New History

収載図書引き潮
出版社幻冬舎
刊行年月2004.9


引き潮

作者森詠

収載図書新宿流氓
出版社徳間書店
刊行年月2002.11
シリーズ名徳間文庫


引き潮

作者川瀬朋子

収載図書二人
出版社川瀬朋子
刊行年月2004.10
シリーズ名創作


潮汐

(引き潮 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 10:24 UTC 版)

潮汐(ちょうせき)とは、主として太陽引力によって起きる、海面の昇降現象[1]。海岸などでみられる、1日に1~2回のゆっくりした海面の昇降[1]。「潮の干満(しおのかんまん)」、「潮の満ち干(しおのみちひ)」、「潮の満ち引き」とも。大和言葉で「しお」ともいう。漢字ではと書くが、本来は「潮」は「のしお」、「汐」は「夕方のしお」という意味である。原義としてはこれだが一般には海に関するいろいろな意味で「潮」が使われる。


注釈

  1. ^ なお、天体表面の液体だけでなく、気体(大気大気潮汐)にも影響は出ている。また、厳密に言うと、天体の固体部分にも影響は出ており、地球でも(固体地球でも)影響は起きている(地球潮汐)。

出典

  1. ^ a b 『日本大百科全書』(ニッポニカ)
  2. ^ a b c 佐藤、p.135
  3. ^ a b 佐藤、p.136
  4. ^ a b 柳、pp.17-18
  5. ^ a b 柳、pp.18-20
  6. ^ 柳、p.20
  7. ^ 柳、p.24
  8. ^ 柳、p.40
  9. ^ 柳、pp.32-33,40
  10. ^ 柳、pp.23-24
  11. ^ クランシー、p.12
  12. ^ 柳、pp.74-75
  13. ^ クランシー、p.23
  14. ^ 柳、pp.58-60
  15. ^ 柳、pp.66-67
  16. ^ 潮汐は地震を引き起こすのか?”. www-solid.eps.s.u-tokyo.ac.jp. 2024年1月1日閲覧。
  17. ^ 鶴岡弘, 大竹政和、地震発生における地球潮汐の影響 数値シミュレーションによるアプローチ 『地学雑誌』 2002年 111巻 2号 p.256-267, doi:10.5026/jgeography.111.2_256
  18. ^ a b なゐふる91号(2012年10月) (PDF) 日本地震学会
  19. ^ 巨大地震、大潮の時期に発生確率上昇か 東大研究(AFPBB News 2016年9月13日)
  20. ^ 月の引力、大地震と関係か 東大チーム(日本経済新聞 2016年9月13日)
  21. ^ a b 長野県栄村で地震で多発、「潮汐」引き金 地殻変動と重なる 産総研分析(MSN産経ニュース/産経新聞 2012年3月19日)/同記事の夕刊フジ版引用(阿修羅)
  22. ^ 川島秀一『追込漁(おいこみりょう)』<ものと人間の文化史> 法政大学出版局 2008年、ISBN 9784588214219 pp.173,285-288.
  23. ^ 原田英司「<研究・技術報告>実験水槽における水位変化の簡便な自動制御 : 人工潮汐」『瀬戸臨海実験所年報』第2号、京都大学理学部附属瀬戸臨海実験所、1988年3月、25-27頁、NAID 120005327054 



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