弁護士に転身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 14:08 UTC 版)
1954年のマッカーシー失脚後に弁護士に転身し、ニューヨーク州マンハッタンを拠点に活動した。反共産主義者として全米で有名となったコーンは、顧客に不自由しなかった。 1960年代から1980年代にかけて、リチャード・ニクソンやロナルド・レーガンといった共和党保守派で反共産主義者としても有名であった大統領と親交を結び、非公式の顧問ともなった。更にニクソンと深い仲にあり、共和党系の政治コンサルタント、ロビイストとして悪名を轟かせていたロジャー・ストーンとも深い関係を持った。 また、不動産王として名を馳せたドナルド・トランプ(第45代大統領)といった富裕層の有名人のみならず、イタリア系アメリカ人マフィアのボスのジョン・ゴッティをも顧客に持った。 さらに、有名レストランの21クラブや有名ディスコのスタジオ54に出入りし、自家用機やロールス・ロイスを乗り回し、ゴシップコラムニストに派手に書き立てられるなど、さらに悪名をとどろかせることになる。
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