庄善の輝【ショウゼンノカガヤキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10918号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 庄善の輝 よみ:ショウゼンノカガヤキ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「大宝王者」に「東海キング」を交配して育成されたものであり、花は明緑黄色のかなり大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はかなり高である。茎の太さは極太、色は緑、強さは中、中空の程度は無、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻は中、葉裂片縁部の重なりの程度は拡がる、表面及び裏面の色は濃、毛じの多少は中、光沢度は強、厚さは厚、硬さは硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は3~4深裂以上、大きさは小、分布状態は主として片側に付着である。花の大きさはかなり大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は中である。管状花部の直径は極小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は尖る、花弁の長さはかなり大、幅は中、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)、裏面の色は明緑黄(同2704)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは中、花首の太さは太、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや早である。「山手の実」と比較して、葉裂片縁部が拡がること、たく葉の形が3~4深裂以上であること等で、また、「東海キング」と比較して、茎の色が緑であること、外花弁の表面の色が明緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(愛知県稲沢市)において、「大宝王者」に「東海キング」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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