嶺岡山地
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 06:14 UTC 版)
嶺岡山地(みねおかさんち、英:Mineoka Mountains)とは、千葉県南部の房総半島にある房総丘陵のうち、加茂川以南の嶺岡愛宕山・嶺岡浅間などの山々を指す。嶺岡山系(みねおかさんけい)とも呼ばれている。県立嶺岡山系自然公園に指定されている。
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- ^ “千葉県立中央博物館の鉱物”. mineralhunters.web.fc2.com. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “嶺岡浅間―長狭平野を望む嶺岡山系の一等三角点峰―”. jac.or.jp. 2019年2月20日閲覧。
嶺岡牧場
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「嶺岡牧」も参照 律令制の頃から麓において馬の放牧が行われていたと言われており、戦国時代里見氏がこれを再興した。里見氏改易後に江戸幕府が天領(嶺岡牧(みねおかまき)、5つの区画に分かれていたので「嶺岡五牧」とも称した)とし、将軍徳川吉宗の命でインドから伝来した白牛がこの地で飼育されて、日本の酪農発祥の地とされている。 明治政府は殖産興業の一環として、この地で酪農事業を企画する(嶺岡牧場(みねおかぼくじょう))が、経営が困難であった事から、間もなく民間に払い下げた。ところが、民間が設置した企業は地元の慣習に疎く、地元の入会権を巡って紛争を起こし、再官営化と再払い下げを繰り返した。その結果、明治44年(1911年)に地元千葉県が牧場の経営を行う事になり、愛宕山麓に県営の畜産研究の施設(昭和38年(1963年)千葉県嶺岡乳牛試験場と改名)となった。愛称は酪農のさと。
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