小象棋(醉象・猛豹のある小将棋)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 09:18 UTC 版)
「小将棋」の記事における「小象棋(醉象・猛豹のある小将棋)」の解説
本将棋に醉象1枚(先後手で2枚)のほか猛豹2枚(先後手で4枚)を加えたもの。したがって駒数は計46枚。 江戸時代には、駒の配置に2通り(猛豹の位置が「銀将」の上とされる が、「金将」の上という異説あり)の図面(及び並べ方を覚える為の詩歌) が現存し、持ち駒の再使用の可否が不明。 成りは敵陣三段目以内。不成の選択も可だが、「行き処のない歩香桂」の扱いについては記載が無い。 「猛豹」の成駒は「角行」、「醉象」が「太子」だが、「金将」は不成か「飛車」に成るか書かれた文献(及び小象棋「金将」駒の出土・発掘による現物確認)がない。 上記理由により、現在は中将棋 ・朝倉将棋のように指せる競技者が不在となっている。
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