小説版のキャラクター
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「スイートプリキュア♪」の記事における「小説版のキャラクター」の解説
ヴァニッシュ テレビシリーズの後日談にあたる『小説 スイートプリキュア♪』にて登場。響たちの前に突如として出現したプリキュアの新しい敵。 ノイズとは異なり、世界中の音の響だけを吸収して消し去る怪物。不気味に渦巻いている分厚い黒い雲のような姿をしており、低い音を唸りながら行動する。 ヴァニッシュによって音の響を消された空間の音は寂しいものになり、その影響で人間たちは互いに疑心暗鬼になりやすい体質に変化し、最終的には人間同士で争って滅ぼし合うようになる。それこそがヴァニッシュの真の目的である。 ヴァニッシュ本人が人間を消すことはないが、悲しみに満ちた人間に憑依することがあり、その憑依した人間の意志によっては人間たちを消し去ることが可能である。また、憑依した人間を操る目的で、憑依した人間の精神に語りかけることもある。 かつては「メイジャーランド」でも猛威をふるい、国中を危機的な状況にまで落としたが、その際は撃退された経緯をもつ。 人間たちを吸収する際には強力な風力で彼らを吸い上げることが可能であり、ハミィ、アフロディテ、メフィストが同時で歌う「幸福のメロディ」をも乾いた悲しい音に変えさせる能力をもち、音吉が奏でるパイプオルガンの音をも通用しない存在でもある。 物語序盤にて、突如として「加音町」に出現し、成長につれて変わっていく奏、エレン、アコを信じられなくなった響の身体に憑依する。そして、「奏を失いたくない」という響の意志のまま王子や聖歌を消し去り、加音町の人間たちを混乱させていく。 物語中盤にて、響が抱く悲しみを利用してエレンとアコにも乗り移り、アフロディテやメフィスト、音吉、響の両親までも吸収し、さらには加音町の人間たちを無差別に吸収していく。 物語終盤にて、ヴァニッシュに憑依されているのが自分自身であることを響に知られたことで彼女の身体から抜けだし、強大な悲しみの力で響たちを始末しよう襲いかかるも、ハミィやピーちゃんの助力によってプリキュアとして復活した響たちに逆転されることになり、最期はプリキュアたちの必殺技である「プリキュア・パッショナートハーモニー」を受けて完全消滅した。最終形態 ヴァニッシュが響の身体から抜けだした形態。ドロドロとした真っ黒な物体のような姿が特徴。 この形態で発する不気味な声は響が「今まで聞いたことがない」と言わしめるほどの悲しみに満ちており、その声を聞いた人間には悲しみに満ちた乾いた音に聞こえる。 巨大になることが可能であり、回転しながらプリキュアたちを吸収する攻撃をしかけてくるほか、精神攻撃にも長けている。
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小説版のキャラクター
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「月光のカルネヴァーレ」の記事における「小説版のキャラクター」の解説
ノヴェラ 緑柱石(スメラルド)の瞳を持つ、双子の自動機械人形の兄。物腰が低く丁寧な性格。不調を抱えた妹のことを気遣い、完全な修理を望んでいる。妹より若干背丈が低い。男娼人形である。 フォーラ 緑柱石(アクアマリーナ)の瞳を持つ、双子の自動機械人形の妹。やや自分勝手な、ある意味お嬢様的な性格。円筒(シリンダ)に問題を抱えており、稀に支離滅裂な言動や記憶の欠損、自我の忘失などを起こす。時折彼女の円筒の調子を見に来るペルラを姉様と慕っている。娼婦人形である。 アレッシオ イタリア南部出身の黒髪の男。仮面の男(マスケリーノ)の下で働く下っ端。「弾丸(バロットラ)」のお守り役で、ノヴェラとフォーラの兄妹も預かることになる。裏社会での出世を望むが、いまいちチャンスに恵まれない不運な男。銃の腕はなかなかのもの。オルマ・ロッサを「南部の組織が失くした、誇りの美学を残している」と評価し、ひとりの男として彼らと相対することを望んでいるが、彼らの本性は知らない。この作品のメインキャラでは珍しい純粋な人間。 弾丸(パロットラ)の子供たち パロットラは、ベルモントの孤児達十数人によって構成される少年ギャング。アレッシオを親父(バーボ)と慕い、たくましく生きている。主にリーダーの少年ルーカ、ルーカに信頼を寄せる切れ者の少年リッカルド、台所を預かる少年ニコロ、美人局を行う少女リタなどが居る。ゲームに登場する少年ギャング、バンビーニの構成メンバーのうち、ノエルやファビオなどはもともとここのメンバーだった。 仮面の男(マスケリーノ) ベルモントの裏社会を支配する謎の富豪。当然偽名。本名はペトルチアーニ。銀の仮面で素顔を隠した、歩くのにも難儀するほどの酷い肥満体の男。彼の組織は教煌庁と繋がっていて、間を繋ぐ使いの役目を果たしているのがペルラである。ノヴェラとフォーラは彼の持ち物であり、失われたはずの錬金術の技術を復活させ、双子の自動機械人形を作り上げたのも彼。かつてカリオストロと共に銀貨(アルジェント)と呼ばれる五体の自動人形を作った人物「ジャケ・ドロー」を自称する。 ガエターノ 仮面の男に仕える執事。アレッシオとボスを繋ぐパイプ役。元々はケチな詐欺師だったらしい。 フランチェスコ はぐれ者の人狼。"復讐"を果たすためオルマ・ロッサの一員になることを望み、シルヴィオに取り入る。オルマ・ロッサに入ることを望んでいながら彼らが禁忌とする人食いを禁忌とは捉えず、「自然の法則に逆らう愚かな連中」と吐き捨てている。人だけでなく同属すら喰らう、まさしく獣のような男。組織への加入の条件としてシルヴィオからノヴェラとフォーラを攫ってくるように言われ、カルメロと共にベルモントへと向かう。愛用の武器は鋼鉄の鉈(ベイダナ)。
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小説版のキャラクター
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「うしおととらの登場キャラクター一覧」の記事における「小説版のキャラクター」の解説
八十神 史帆(やそがみ しほ) Vol.1『我は冥界に斬り結ぶ』に登場。 うしおのクラスにやってきた転校生の少女。妖怪を討つ力を持つ聖刀「白南風(しろはえ)」の使い手。 八十神 興信(やそがみ おきのぶ) Vol.1『我は冥界に斬り結ぶ』に登場。 史帆の10歳ほど年の離れた兄。妹と共に父・興滋が打った妖刀「いなさ」の行方を追っている。 八十神 興滋(やそがみ おきしげ) Vol.1『我は冥界に斬り結ぶ』に登場。 代々退魔の刀を打つことで知られた刀鍛冶・八十神家の先代で、史帆と興信の父。故人。先祖が打った白南風以上の刀を打つことを目指していたが、様々な負の感情に飲まれた結果、妖刀「いなさ」を打ってしまう。 三廻部 秌(みくるべ しゅう) Vol.2『妖美術 アート・オブ・ザ・ダークネス』に登場。 妖珠「殺羽(さいは)」の使い手で、端正な顔立ちの青年。体内に妖怪を棲まわせ、うしおたちを結界に封じ『絵』にすることに執念を燃やす。 透影 咲(すきかげ さき) Vol.3『風霜に舞うひとひら』に登場。 父を失ったときから喋らなくなった、小学3年生の少女。訳あってしばらくの間、蒼月家に身を寄せることになる。父の弟子である日輪を姉のように慕っている。 透影 徹宵(すきかげ てっしょう) Vol.3『風霜に舞うひとひら』に登場。 咲の父。故人。元は光覇明宗の法力僧で、日輪の師。 白煉(びゃくれん) Vol.3『風霜に舞うひとひら』に登場。 妖怪・訃玄(ふげん)を操る外道の女法力使い。元は光覇明宗の優秀な修行僧だったが、ある出来事を機に光覇明宗を出奔した。 梶尾 宗六(かじお そうろく) Vol.3『風霜に舞うひとひら』に登場。 まるで腐った死体のような容姿の老人。白煉の雇い主で、咲を執拗に付け狙う。 二ノ宮 由布子(にのみや ゆうこ) Vol.4『妖病棟』に登場。 麻子の従姉で大学1年生。この春、緋立市で一人暮らしを始めたばかり。 嘉納 舞(かのう まい) Vol.4『妖病棟』に登場。 緋立病院に入院した麻子と同室になった小学3年生の少女。悩み事を抱えている。 高橋泰(たかはし やすし) Vol.4『妖病棟』に登場。 うしおのクラスメート。かつて緋立市に住んでいたことがあり、緋立病院にまつわる恐ろしい体験をうしおに打ち明ける。
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