小串土地区画整理事業
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「新川 (宇部市)」の記事における「小串土地区画整理事業」の解説
事業名:宇部市都市計画事業 小串土地区画整理事業 施工者:宇部市 事業面積:約118.9ha(変更前:約179ha) 施工期間:1959年度(昭和34年度) - 未定 新川地区と鵜の島地区に跨がる小串地域は、宇部復興土地区画整理事業が実施された宇部市の中心市街地に近接しており、無秩序な市街地形成を防ぎ計画的な都市基盤整備を行う必要があった。このため、宇部市は1959年(昭和34年)3月に小串土地区画整理事業施行区域約170haを都市計画決定し、同年7月に事業認可を受けた。1961年(昭和31年)以降は、合意形成を得た地区から8工区に分けて順次整備を進めており、2008年(平成20年)3月末までに1・2・5・6・8工区111.3haの事業が完了している。2011年現在、全事業面積(事業中止した第3・4工区を除く118.9ha)に対する進捗率は93.6%である。 宇部市は当初、2015年(平成27年)までに全工区の事業を完了させるとしていたが、財政難等の事情から第3工区および第4工区(桃山地区)では都市計画から半世紀が経過したものの事業に着手できず、周辺と比べて都市基盤の整備が立ち後れていた。このため、桃山地区では土地区画整理事業を中止し、下水道や区画道路などといった生活インフラの整備を優先して行う都市再生整備事業に切り替える機運が高まり、2006年(平成18年)3月には地区内地権者の9割に相当する数の署名とともに、宇部市に対し事業中止と代替の環境整備事業実施を求める要望書を提出した。これを受け、市は同年12月に都市計画を変更し、同工区の土地区画整理事業の施工中止を決定した。 都市計画変更に伴い、小串土地区画整理事業としての施工区域は約179haから約118.9haとなった。2011年現在、第7工区のみが未着工であるが、財政難等の理由から着工の見通しは立っておらず、事業完了時期は未定である。 小串土地区画整理事業工区一覧 工区事業期間事業区域面積(ha)現在の地名第1・5工区 1959年度 - 1971年度 31.6 南浜町・鵜の島町・若松町・朝日町 第6工区 1968年度 - 1980年度 29.6 浜町・小松原町 第2工区 1981年度 - 1998年度 22.7 島・南小串・下条 第8工区 1995年度 - 2007年度 27.4 西小串・東小串・南小串 第7工区 未着工 7.6 島 第3・4工区 事業中止 - 大字小串 本事業で整備された主な都市施設 道路宇部市都市計画道路 宇部新川駅浜通り線(市道宇部新川駅浜通り線) 宇部市都市計画道路 小串神原線(市道小串神原線) 宇部市都市計画道路 小串中央線(山口県道342号琴芝際波線、市道小串通り線) 宇部市都市計画道路 中山西本町線(市道小松原通り線) 宇部市都市計画道路 鍋倉草江線(市道小串通り鍋倉線、山口県道342号琴芝際波線) 宇部市都市計画道路 真締川西通線(市道真締川西通線) 宇部市都市計画道路 柳ヶ瀬丸河内線(市道琴芝鍋倉町線) 宇部市都市計画道路 若松線(市道島下条線) 公園内堀街区公園 蛭子公園 黄幡街区公園 浜街区公園 真締川公園
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