「対機説法」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

対機説法とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 宗教 > 布教 > 説法 > 対機説法の意味・解説 

たいき‐せっぽう〔‐セツポフ〕【対機説法】

読み方:たいきせっぽう

相手素質能力に従って法を説くこと。


たいきせっぽう 【対機説法】

仏教用語衆生人々)の性質能力(機)に応じて適した教え説くこと。類似の語に「応病与薬」(病に応じて与う)がある。

対機説法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 18:26 UTC 版)

初期仏教」の記事における「対機説法」の解説

ゴータマ・シッダッタは、相手に応じて法を説いた学問のある知識階級に対しては、哲学的な用語を用いて語ったときもあれば、知識階級でも道諦欠けているものには、無記という回答をしているときもある。あるいは、論理的な説明がかえって害となる場合には、黙して返事をしない場合もあり、知識のないもの、知能の低い弟子には、チューラパンタカ場合のように、ただ掃除することだけを命じるだけのこともあった。ゴータマ・シッダッタはこうした指導方法をとったとされる。 『スッタニパータ』の例としては、1084~1087において、ある者には解脱求めよ説き、ある者には1088~1091において、解脱というものはないと説いていることがあげられている。

※この「対機説法」の解説は、「初期仏教」の解説の一部です。
「対機説法」を含む「初期仏教」の記事については、「初期仏教」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「対機説法」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



対機説法と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「対機説法」の関連用語

対機説法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



対機説法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの初期仏教 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS