じつ‐ろく【実録】
実録
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実録(じつろく)は、広義では単なる事実の記録であるが、史学における狭義では、歴史書の編纂の上で君主の言行を記録した書を指す[1]。つまり漢字文化圏における皇帝・王者の公式な一代記である。本項では、狭義の実録を説明する。
- ^ a b c d e f 坂本 1997.
- ^ 経済雑誌社校 1904, p. 1.
- ^ 晩年期の「大正天皇実録」公開(産経新聞、2008年6月4日付)
- ^ 闘病の日々、淡々と記述 「大正天皇実録」第3回公開(朝日新聞、2008年6月5日付)
- ^ “「大正天皇実録」第1〜47巻を公開”. 読売新聞. (2011年3月27日) 2011年3月27日閲覧。
- ^ “黒塗りせず「昭和天皇実録」公刊へ…宮内庁方針”. 読売新聞. (2014年1月1日) 2014年1月1日閲覧。
- ^ “昭和天皇実録:知られざる事実含む可能性高く…黒塗りなし”. 毎日新聞. (2014年8月22日) 2014年8月22日閲覧。
実録!?
実録
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杉本ペロ この漫画の作者で主人公。『ダイナマ伊藤!』の頃から自画像として使っている緑の犬のような姿で登場している。連載するにあたり、猫を飼うことにし、ペット可の物件に引越しした。ホームページがある。漫画の4ページ目では姿が変わったりした。ネコのナビのかわりにゲームをナビしたこともある。 野球の巨人が好きで巨人の帽子ときつねのようなお面をしてマントをした姿で登場したりした。漫画の中で『ダイナマ伊藤!』のムガトラがゲストで何度か出たりした。 2008年から実家に引っ越すか悩んでいる。4コマのネコβマックスは杉本ペロのホームページに移転した。毎日杉本ペロ自身の漫画ペロデーを更新するのを心がけており、そこで姫とジャイロの写真が見られる。 姫 杉本ペロの愛猫。姫ちゃんとちゃん付けされている。スコティッシュフォールドの♀でペットショップで15万円で売られていた。単行本(1巻)の表紙に実物の写真が載っている。漫画にも載ったが姫を呼ぶと足をもたもたするという芸を持っている。 姫のお婿だったジャイロとの相性が悪いのが原因でてんかんの発作を起こす。避任手術をすることになったが中断になり、お腹の毛が剃られた跡が残った。なお、姫は作中でだんだん太り、腹がメタボ腹になった。ちょっと上から見るとタンタンタヌキンのタヌキンのようで横から見るとまるで子供でも入っているかのように出っ張っていた。 連載終了後も姫の様子は作者のホームページに掲載されていたが、肝臓に異常があったらしく、徐々に食欲を無くし、体調不良を気にした作者の処置で動物病院入院するも、入院13日後に呼吸不全で2011年7月20日に永眠した。 ジャイロ 杉本ペロが姫のお婿としてネット販売で買った。アメリカンショートヘアの♂で単行本(2巻)の表紙に実物の写真が載っている。姫との子供を産む前に漫画が終わってしまった。 その後子作りに踏み切れぬまま、姫にてんかん発作が発覚し結局ジャイロとの相性が悪いのが原因らしく引き離すことになる。2008年現在ジャイロは杉本ペロの実家に預けられ、2010年に杉本ペロの元に戻る。 近藤(こんどう) ネコなびの初代担当。「甘いマスクの近藤」の異名を持つ。『ネコなび』のタイトルを付けた本人で、本人曰く編集長に土下座して新連載の許可をもらった。過去に連載されていた『私の竜も見てください!』にも登場している。 國友(くにとも) 2代目担当。週刊ポストから舞い降りた刺客。当初、ペロが顔を覚えきれていないということでシルエットの状態だった。 オリエンタルラジオの二人を足して2で割った顔らしい。一時期ちゃんと顔が描かれるが、やはりめんどくさいという事で再びシルエットに。彼が編集担当をしている時に4コマが消えた。 梅原(うめはら) 3代目担当。やはりシルエットだが國友と違い、ベタが塗っていない。また、新人ということで顔にNEWと描かれてある。途中から髪の毛が追加されたが、逆にヅラっぽくなってしまった。
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実録
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“実録”は#仁侠映画に留まらず、東映は勿論他社も“実録モノ”を量産した。『仁義なき戦い』が公開された1973年の秋に、東宝が池田大作の著作で創価学会第2代会長・戸田城聖の半生を映画化した『人間革命』を公開。これが空前の大ヒットとなってこの年の11月、12月の売上げ額で東映は10年ぶりに東宝に抜かれた。こうした組織動員を期待して製作しようとしたのが『実録・日本共産党』であった。 岡田は他の会社でレッドパージされた家城巳代治や今井正にも撮らせたり、右でも左でもエロでもグロでも当たればいいというエンターティメントの思想で、これはそのまま東映のカラーになっているが、どちらかというと右寄りの映画が多いため1974年、その『日本共産党』の映画を企画し 製作しようとしたら社内から、一体うちのポリシーは何なの?と批判が出た。これを「代々木(日本共産党)が動員してくれりゃ、右も左もあらへん」と、共産党員とか『赤旗』の購買者の組織動員を当て込み制作に着手させた。監督も深作欣二に決まりキャスティングも決定、笠原和夫も取材を重ね、とても出来の良い脚本を完成させていた。映画のスタイルは『仁義なき戦い』タッチの「実験映画」で、戦後日本の一方の巨大組織誕生秘話を描こうという構想であった。ところが制作は中止された。山城新伍はやはり東映は右寄りだから、おおかた宮本顕治委員長からクレームがきて、再度検討の末に話が流れたのかと思い、岡田に聞いたら「代々木がよぉ、前売り切符思ったほど買わねぇから、やめたやめた!」と言ったという。実際は脚本の主人公に置かれた渡辺政之輔の死因に関して、共産党系の東映内部の労働組合との交渉がうまくいかずポシャッたという説、そうではなく、当時の東映京都の組合にはそれ程の力は無かったので、共産党が伸びるのを面白くない右翼が圧力をかけてきて流れたという説がある。『実録・日本共産党』が成功していれば、社会派現代劇にも道が拓かれたかも知れない。『日本共産党』の制作に組み込まれていたスタッフは、そのまま別のヤクザ映画に回された。岡田は1976年、解放同盟と組んで松本治一郎(松本龍の養祖父)の伝記映画『夜明けの旗』を撮ったときも、みんなビビッて怖がってるときに会長を呼びつけて「お前んとこ、もっと切符買え!」と怒ったという。なお、先の制作中止になった共産党の映画が『いつかギラギラする日』の原案という。 こうした実録モノは各社の先陣争いのため、東映は「他社に抜かれる心配があるので」と、アドバルーンだけブチあげて実際は製作されないことが多かった。『田中角栄伝』や『実録・新日鉄』『実録・伊藤忠』『プロ野球黒い霧事件』『毛利郁子愛人刺殺事件』を映画化するとマスコミに流したがこれらは製作されていない。1974年11月に起こった荒木虎美の「別府3億円保険金殺人事件」を現代版『羅生門』として製作すると発表し「荒木が不起訴になったら当人も出演させたい」というワルノリぶりだったが、これも製作されたかは不明。岡田は「映画もジャーナリズムの一部だと思っているし、世間が関心を持つ事件は映像化する意義がある」と話した。この他、東海大学の創立者・『松前重義伝』の企画もあり、東海大学は全国にあるから前売りで稼げるだろうと踏んだがこれも流れたという。実録物では他に1974年に『実録・紅白歌合戦』を企画したこともある。当時の紅白は視聴率が80%台で、番組出演のため、あの手この手を使う歌手・プロダクションの実体を暴くという企画であったがこれも製作はされていない。これら実録路線は山口組との癒着が摘発されたことに端を発したヤクザ物からの転進作戦で「東映、ヤクザから正義派へ‽ ー新実録路線の企画ぞくぞくー」などと呼ばれた。 映画化された物では小野田寛郎を映画化した『ルパング島の奇跡 陸軍中野学校』(1974年)は、小野田元少尉のルバング島での生活はまったく出てこない映画であった。同年の鶴田浩二主演『あゝ決戦航空隊』は、神風特攻隊の提唱者といわれる大西瀧治郎が人間として魅力があり、大西の死によって徹底抗戦を主張した厚木航空隊の青年将校が思い止どまったという歴史的な秘話もあり、従来の戦記映画にないドラマが出来ると製作させたもの。1974年暮れから公開されたフランス映画『エマニエル夫人』の大ヒットを受け、和製エマニエル夫人の謳い文句で佐久間良子を貸し出し『雪夫人繪圖』(1975年)の企画を日活に売りつけたこともあり、佐久間はまったく脱がず昼メロ的な映画であった。日活も1973年におきた「滋賀銀行横領事件」に題材を得た実録モノ『OL日記・濡れた札束』(1974年)など、実録ポルノを製作した。 1975年の『実録三億円事件 時効成立』という映画は、岡田が時効が迫った「三億円事件」を世間が再注目し出したことにつけこみ急遽製作したキワモノ企画。「事件が時効になる12月に封切る。実録タッチと推理でガッチリゆく」と、捜査陣の焦りの気持ちに逆行するような発言をした。この映画の主演・犯人役は俳優時代の岡田裕介(後の東映社長)。岡田の息子で、当時は身分を隠して東映初主演した。
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