安全のため
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 03:41 UTC 版)
歩き始めたばかり幼児の安全を確保するため、上半身あるいは腰を縛っておくひもを「しつけひも(または歩行練習ひも)」という。その体を縛っているというニュアンスが「犬の散歩みたいだ」等としてひっかかる向きには、幼児の背負うリュックサックやベルト・吊りズボン等の衣服にひもを取り付けるものも日本国内ではよく見られる。特に近年では、外出時に幼児が親の目の届かない所で変質者に連れ去られる事件も起こっていることから、手繋ぎの延長として、これらひもを用いる人も増えている模様である。しかしごくまれに、これらのひもが何かにからまる・予期しない子供の行動に親が対処しきれないといった問題もあり、このひもにまつわる事故事例も報告されている。このため、公園等ではひもが遊具にからんだりしないよう気を付ける・交通量の多い場所では親が子供の手を直接引くなどの配慮が必要との警鐘も鳴らされている。
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