しっかく(失格)
失格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 05:58 UTC 版)
失格(しっかく、英:disqualification)とは、競技や試験において、参加している競技者ないし試験などの受験者の参加資格を途中で剥奪し、または後から対象者があげた成績を取り消すことである。
注釈
- ^ 例えば大学入試センター試験においては、失格となった受験生は、それまでに受験したすべての科目について採点が行われず、以降の科目の受験も認められない。
- ^ 例えば全日本吹奏楽コンクールでは、演奏時間オーバーによる失格が頻繁に起こることが知られている。
- ^ 1844年の英国ダービーでは、本来出走が認められていなかった4歳馬Maccabeusが、別の3歳馬として出走して優勝したが、のちに失格となっている。
- ^ 日本中央競馬会競馬施行規約第9章および別表(2)[14]に規定されている。日本中央競馬会競馬施行規程第9章も参照[15]
- ^ 詳細は各馬の記事を参照
- ^ 当時の日本では禁止薬物ではなかったが、後に日本でも禁止薬物になった。詳しくはディープインパクト禁止薬物検出事件参照。
- ^ 降着制度導入以降のGI競走で失格馬が出るのは史上初
出典
- ^ a b バドミントン競技規則(諸規程集)2012−2013 - 競技規則第16条第7項(2)によると、バドミントンでは、失格は競技役員長(レフェリー)によって宣言される。同項(1)によると、失格が宣言される前には必ず警告とフォルト(失点)という2つの段階を経なければならない。2012年12月20日閲覧
- ^ a b ゴルフ ; 33-7 - Disqualification Penalty; Committee Discretion - ゴルフ。罰則としての失格は、個別の例外的な事例において、失格を正当と認めた主催者が、差し控えたり軽減したり科したりするとある。失格より軽いすべての罰則は躊躇なく科すこととしている一方、失格については軽減されうるとして慎重な姿勢を表明している。2012年12月20日閲覧
- ^ 日本卓球ルール - 2.5.2.10に、大会期間中に競技領域から2回遠ざけられたものは、大会の残りの部分について失格とある。2012年12月20日閲覧
- ^ 平成24年度 9人制ルールの取り扱いについて - 9人制バレーボール。失格は試合(マッチ)単位で有効となる。「Ⅱ.6 第25条 不法な行為」参照。2012年12月20日閲覧
- ^ a b c 米柔道選手がドーピング 競技後検査で初の違反 - 薬物検出による失格例。ロンドン五輪柔道男子73キロ級で7位に入ったのち失格となったニコラス・デルポポロ(米国)は、成績を取り消されるとともに、大会からの追放処分も受けている。2012年12月14日閲覧
- ^ プレーヤーのための競技規則 - テニスの競技規則(抜粋)。6)を参照
- ^ バドミントン競技規則第16条6項(1)、同第16条7項(1)(2)
- ^ ボルト失格あっフライング/世界陸上 - フライングで失格になった数多の事例の一つ。リンク先には、ボルトの他、92年バルセロナ五輪金メダルのクリスティ(英国)が2度のフライングで失格となった事例、03年の世界選手権(パリ)2次予選においてドラモンド(米国)がフライングで失格となった事例も記述がある。2012年12月14日閲覧
- ^ プレーヤーのための競技規則 - 10) (4) b)
- ^ 女子駅伝で折り返し点間違えて山形チーム失格 「分かりにくく、かわいそすぎる」の大合唱 - 2012年東日本女子駅伝における失格が物議を醸した。J-CASTニュース、2012年12月14日閲覧
- ^ 無気力試合の韓国4選手、出場停止6か月処分 - バドミントンにおける一例。読売オンライン、2012年12月14日閲覧
- ^ 競馬用語辞典 用語 降着 - JRA公式サイト。2012年12月14日閲覧
- ^ 2013年1月から降着・失格のルールが変わります - JRA公式サイト。2012年12月14日閲覧
- ^ 競馬施行規約 - JRAホームページ、2013年1月30日閲覧
- ^ a b c 日本中央競馬会競馬施行規程 - JRAホームページ、2013年1月30日閲覧
- ^ 競馬用語辞典 用語 失格 - JRA公式サイト。2012年12月14日閲覧
- ^ “競馬法施行規則(昭和二十九年農林省令第五十五号)第八条”. e-Gov (2019年9月13日). 2019年12月25日閲覧。 “2019年9月14日施行分”
- ^ 中央競馬Q&A 第14版 平成24年 - JRA公式サイト。20ページ「Q42.不服申立て(アピール)制度とは。」を参照
- ^ a b 走行妨害および制裁について - JRA公式サイト。2012年12月14日閲覧
失格
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「バレーボールの用語一覧」の記事における「失格」の解説
罰則の一種。主審からイエローカードとレッドカードが示され、以降のその試合には出場できない。
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失格
「失格」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は1回戦でトーナメントを失格になった
- 彼は英語の教師としては失格である
- そのレースでは失格者が何人かいた。
- 足を出すのは飲み会の幹事として失格だ。
- 彼はドーピング検査で失格になった。
- 私は母親失格です。
- お前は人間として失格だ。
- 彼女は2度のフライングで失格した。
- その語の綴りを間違って、彼はコンテストに失格した。
- 彼は老齢のためその仕事には失格となった.
- 彼は当選したが, 供応のかどで失格した.
- 彼女は失格になったと聞いて悔しがった.
- 失格したプレーヤー
- 国際オリンピック委員会(IOC)は,アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストのアドリアン・アヌシュ選手(ハンガリー)を,ドーピング違反で失格にすることを決定した。
- ガトリン選手が薬物検査で失格となったのは彼の経歴上これが2回目である。
- 不運なことに,その後,ディープインパクトは薬物検査にひっかかったため失格となった。
- しかし,彼はコースの外を走ったため失格となった。
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