天高【テンタカ】(飼料作物)
登録番号 | 第4290号 | |
登録年月日 | 1995年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ソルガム | |
登録品種の名称及びその読み | 天高 よみ:テンタカ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 10日 | |
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 滝澤康孝 丸山寛治 春日重光 荻原英雄 我有満 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,広島県立農業試験場から導入した細胞質雄性不稔系統後代を母系とし,草地試験場から導入した自殖系統後代を父系とする交雑品種であり,稈長は極長で,通常の栽培条件では出穂しない飼料用向きの品種である。 稈長は極長,径はかなり太,分げつ数はかなり少である。主稈葉数は極多,葉長は長,幅は広,葉色の濃淡及び葉身の着生角度は中,葉身中肋の色は淡緑である。年生は1年生,初期生育は中,出穂期,開花期及び成熟期は極晩,茎の乾汁性は混,甘味は少,茎葉の乾物率含量は低である。耐倒伏性はやや弱,紋枯病抵抗性及び条斑細菌病抵抗性は強である。 「FS902 」と比較して,主稈葉数が多いこと,出穂期,開花期及び成熟期が晩いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,長野県畜産試験場(塩尻市)において,昭和54年に広島県立農業試験場から導入した細胞質雄性不稔系統「MS79,I,S,2830A」の選抜後代を母系とし,53年に草地試験場から導入した自殖系統「長品232,74LH3213」の選抜後代を父系として交配して育成した交雑品種であり,59~60年に組合せ能力検定試験,62年以降「東山交10号」の系統名で生産力及び系統適応性検定試験等を行い,その特性を確認して育成を完了したものである。 |
天高
天高(てんこう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 14:10 UTC 版)
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