天慈【テンジ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10634号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | はす | |
登録品種の名称及びその読み | 天慈 よみ:テンジ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 榎本輝彦 | |
品種登録者の住所 | 茨城県土浦市手野町2994番地の3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 榎本輝彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「紅映朱簾」の自然交雑実生の中から選抜、育成されたものであり、花はやや大きく、花弁はアントシアニンが全面に濃く分布し、開花が晩の観賞用のはすである。葉の大きさは50~69㎝、葉柄長は50~99㎝、とげは中である。花頭数は3以上、花の大きさはやや大、花弁の地色は白、アントシアニンの有無は有、濃淡は濃、分布は全面、花弁の形及び先端の形は中、ねじれは有、完全花弁数は25枚以上、不完全花弁数は少、雄ずいの数は200~399、雌ずいの形は正常、花たく上面の形は円、子房の突出は無、開花の早晩は晩である。「ミセススローカム」と比較して、花弁のアントシアニンが濃いこと、花弁のアントシアニンの分布が全面であること等で、「誠蓮」と比較して、花弁のねじれが有ること、子房の突出が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者のほ場(茨城県土浦市)において、「紅映朱簾」の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「天慈蓮」であった。 |
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