大気開放型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/02 14:36 UTC 版)
「クランクケースブリーザー」の記事における「大気開放型」の解説
クランクケースブリーザーとして最も単純な構造で、圧力を直接大気に解放するものである。自動車などではクランクケースやシリンダーヘッドカバーにホースが接続されて車体の低い位置まで延ばされ、出口は路面に向けて開口される。気化したオイルや水分、ブローバイガスはホース出口から排出される。ホースの先端には異物の侵入を防ぐために小型のエアクリーナーが取り付けられる場合もある。多くの国や地域では法規により、自動車などにはブローバイガス還元装置の装備が義務づけられるようになったため、大気開放型のクランクケースブリーザーはポータブル発電機や原動機付自転車などに採用されるにとどまる。
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