夏侯傑とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書

夏侯傑とは? わかりやすく解説

556の専門辞書や国語辞典百科事典から一度に検索! Weblio 辞書 ヘルプ

夏侯傑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 02:19 UTC 版)

姓名 夏侯傑(または夏侯覇)
出身地 -
職官 -
所属・陣営等 曹操
家族・一族 -

夏侯 傑(かこう けつ)は、中国の通俗歴史小説『三国志演義』に登場する架空の武将。

曹操麾下の武将建安13年(208年)の長坂橋の戦い張飛を追撃するが、橋で仁王立ちをした張飛の大喝で、恐怖のあまり失神して落馬し、曹操や率いていた軍は浮き足立って逃げ出す設定となっている[1]

なお、『三国志演義』のうち現在の流布本である毛宗崗本以外では、名前が夏侯覇(夏侯淵の子でのちに蜀に寝返る)となっている版本が多い。毛宗崗本の底本と称される、いわゆる李卓吾本でも夏侯覇となっている。

これに伴って、毛宗崗本以前の版本に拠る作品、『通俗三国志』や吉川英治の小説『三国志』、横山光輝の漫画『三国志』では、夏侯覇の名が採用されている。横山『三国志』の夏侯覇は、張飛に一騎討ちを挑むが、橋上で張飛の繰り出した蛇矛をかわしたものの、勢い余って川に転落してしまう。

関連項目

脚注

  1. ^  三國演義 第四十二回 張翼德大鬧長阪橋 劉豫州敗走漢津口 (中国語), 三國演義/第042回, ウィキソースより閲覧。  - 言未已,張飛睜目又喝曰:「燕人張翼德在此!誰敢來決死戰?」曹操見張飛如此氣概,頗有退心。飛望見曹操後軍陣腳移動,乃挺矛又喝曰:「戰又不戰,退又不退,卻是何故!」喊聲未絕,曹操身邊夏侯傑驚得肝膽碎裂,倒撞於馬下。操便回馬而走。於是諸軍眾將一齊望西逃奔。

夏侯傑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 03:45 UTC 版)

三國志曹操伝」の記事における「夏侯傑」の解説

夏侯恩と共に曹操仕え長坂の戦い劉備を追うが張飛との一騎討ち張飛蛇矛素振り威圧され隙を突かれ討ち取られてしまう。顔グラフィックは『三國志孔明伝』の夏侯覇使い回し

※この「夏侯傑」の解説は、「三國志曹操伝」の解説の一部です。
「夏侯傑」を含む「三國志曹操伝」の記事については、「三國志曹操伝」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「夏侯傑」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夏侯傑」の関連用語

夏侯傑のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夏侯傑のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夏侯傑 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの三國志曹操伝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS