地球関連
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かぶき町 本作の主舞台となる江戸の歓楽街。万事屋メンバーを始め、物語の登場人物などがこの街で活躍している。泥水次郎長率いる溝鼠組等の抵抗によって、他の江戸の街と違い完全に天人の支配下には置かれておらず、地球の人間達が街の中心となっている。 当初はかぶき町四天王によって支えられていたが、その内の華陀の失脚及び次郎長の引退後は、残ったお登勢や西郷らが中心となって取り仕切られる事になった。 新宿に実在する歌舞伎町がモデル。かぶき町四天王(かぶきちょうしてんのう) お登勢・西郷特盛・華陀・泥水次郎長の四人を指す。四つの勢力が互いに睨み合い微妙な均衡を保っているとされ、新八曰く「かぶき町を支えている」程の驚異的な影響力を持っている。かぶき町四天王篇後は華陀の失脚と次郎長の隠居によりメンバーが交代。お登勢の代理に銀時、西郷の代理にあずみ、次郎長の代理に黒駒勝男、そして失脚した華陀の代わりに新四天王となったお妙を加えた4人が新たな四天王となっている。 万事屋銀ちゃん(よろずやぎんちゃん) いわゆる金さえもらえば何でもやる「なんでも屋」。現在は銀時・新八・神楽・定春の三人と一匹で経営している。 スナックお登勢(スナックおとせ) 万事屋銀ちゃんの大家でありかぶき町四天王の一人であるお登勢が経営しているスナック。お酒と健全なエロが売り。従業員はお登勢の相棒にあたるキャサリンと機械(からくり)人形の「たま」しか居ないと思われがちだが、少なくとも原作では他にもいる。 かまっ娘倶楽部(かまっこくらぶ) かぶき町四天王の一人である西郷特盛が経営しているオカマバー。従業員は勿論全員オカマ。店内でオカマを侮辱した発言をすると、西郷から厳しい鉄拳制裁が下る。西郷以外にも従業員の中に元攘夷志士が多数いるらしい(桂と銀時も働かされていた事がある)。海水浴に行ったとき「青ひげ海賊団」と呼ばれた(アニメ202話)。 溝鼠組(どぶねずみぐみ) かぶき町四天王の一人である泥水次郎長が組長を務めるヤクザの組。 スナックすまいる 新八の姉・志村妙、おりょう、阿音や花子等が働くスナック。当初は小さな看板の店だったが、お妙や阿音の活躍によりかぶき町で一、二位を争う有名店になった。メニューにドンペリしか無いのが店の特徴。近藤勲や松平片栗虎、片栗虎に連れられて将軍・茂茂もよく来店している。別名「ぼったくりバー」。 高天原(たかまがはら) 江戸一番のホスト・本城狂死郎が経営するホストクラブ。 くの一カフェ(くのいちカフェ) 猿飛あやめの昼間のバイト先である喫茶店。ウェイトレスはくの一になり接客をする、いわゆるコスプレ系飲食店。あやめの他、脇薫など本業のくの一も従業員として雇われている。店長の風貌は赤影風である。 大江戸病院(おおえどびょういん) 登場人物達が怪我や病気などをした際に主に利用される病院。長谷川泰三や銀時達が入退院を繰り返すので、院長も銀時を覚えてしまった程。婦長は口うるさい上、桂を一捻りする程の強さを併せ持つ。看護婦の内野さんもここで働いている。無駄に何回も総回診が行われており、さらに悪徳医師抹殺のため猿飛あやめが潜入していたこともある。 天人(あまんと) 宇宙から突然江戸に飛来した宇宙人。「天人」とは特定の星の住人を現す言葉ではなく、異星人全般を表す言葉である。なお、知的生物でない宇宙生物は「えいりあん」と呼称する。最初の頃は銀時や桂達武士が抵抗していたが、現在は実質上、天人が江戸を支配している。容姿は、地球人と変わらない者から動物のような者、明らかに異形の者まで様々な人種がいる。主要登場人物の中では神楽やキャサリン等が天人である。連載当初こそ様々な種族が登場していたが、作品が進むにつれ主要キャラクターやゲスト以外で登場する事は稀になっている。 えいりあん 宇宙生物の内、知的生命体ではない者の総称。時折地球に持ち込まれ、大暴れすることもある。ゴッキブリ 第四十七訓で登場した宇宙生物。別名は肉食怪虫。 見た目は地球に生息するゴキブリと同じだが人間並みの大きさで、しかも雑食性の為に人間をも襲う。また、殺されそうになると悲鳴を上げて仲間を呼ぶため絶対に殺してはいけない。 作中で登場したゴッキブリの群れは全て一匹の女王と呼ばれる雌から生まれた兄弟で、女王周辺に多数生息し、たとえゴッキブリを数匹駆除しても女王を倒さない限り際限なく増え続ける。五郎 ゴッキブリの女王。惑星に巣食い、そこで大量の卵を産み落とし、そこから孵ったゴッキブリがあらゆる物を食い尽くして幾つもの惑星を滅ぼした。大きさは地球のゴキブリと同じ。 元々はハタ皇子が飼っていたペットで、上記の「五郎」という名前も彼によって付けられたものであり、背中に名前が書いてある。カゴから逃げ出し、地球のかぶき町にて騒動を引き起こした。ゴッキブリの群れから逃げるために押し入れの中に隠れていた銀時が偶然見つけたものの、背中の名前以外は普通のゴキブリと変わらないうえゴッキブリに関するニュースを見ていなかったために、何も知らない銀時にゴッキブリの群れの中に放り込まれ、その後はゴッキブリの死骸に紛れて逃げようとしたが、こたつで寛いでいた定春によって叩き殺された。 えいりあんばすたー えいりあんの退治屋。神楽の父・星海坊主がえいりあんばすたーの一人である。星海坊主程有名になると、国家の精密機関などにも入り込めるらしい。 ターミナル 地球の政権を握った天人が開国の際に造った宇宙船発着のための基地。「龍脈(アルタナ)」と呼ばれる地球のエネルギーが湧き出る場所である「龍穴」のエネルギーで動いており、江戸中のエネルギーが集束するポイントにもなっているため、この龍脈をコントロールする施設としての役割も果たしている。元々の場所は阿音と百音が狛神2匹(定春と狛子)と共に龍穴を護るために住んでいた神社だったが、それを取り壊して建造された。 攘夷志士にテロの対象として狙われる事が多く、桂も時限爆弾による破壊を目論んでいたほか、マムシの蛮蔵の残党がジャスタウェイを満載したトラックで突っ込む計画もあった。またテロではないが、ハタ皇子のペットだった寄生型えいりあんの暴走により侵食された際には、真選組や松平の攻撃によって大きく損壊した。地下のエネルギー制御施設を伍丸弐號こと林流山率いるからくりメイド集団に占拠されてしまった事もあり、その際の戦いでエネルギーが暴発しかけるもたまによって阻止された。 銀ノ魂篇ではアルタナ解放軍の砲撃によって大きく損壊し、さらには虚の計画により地球の龍脈を解放軍母船・天鳥船に向かって発射するための砲門として利用されそうになるも、地球の面々の前に阻止された。二年後の時点では再建されており、ターミナルから地球の龍脈を奪うために来訪した星芒教の一味および復活した虚との最終決戦の舞台となる。大量の龍脈を吸い上げられたことで決壊状態となり地球ごと暴発する寸前となるが、松陽の最期の活躍によって阻止され、またしても大きな損壊を被ったものの最終話では再び元の姿への回復を遂げている。 アニメの150話の嘘最終回にてターミナルの頂上が銀時と高杉の決闘場所となっていたが、奇しくも本編の最終決戦の舞台も同じくこの場所となった。 吉原桃源郷(よしわらとうげんきょう) 鳳仙が作った江戸の地下に存在する遊廓。「常夜の街」とも呼ばれており、住人のほとんどが遊女達で占められている。夜兎族の王にして春雨の元幹部である鳳仙が治めており、月詠を頭とする遊女自警団・百華によって治安維持が行われている。以前は地上に存在していたが天人襲来時に一度壊滅させられており、売淫御法度に紛れここの利に目を付けた天人によって地下に復興させられた。この地下は元々幕府の艦船の造船所であり、天井はその頃の名残で現在でも開閉できるようになっている。本来ならばこのような街は違法なのだが、幕府中央暗部と春雨との深い関わりがある為黙殺されている。公に出来ない悪政を育む温床にもなっており、ここでは地上(江戸)の常識は一切通用せず、一度ここに売られ暗部の秘密を知る遊女やここの掟を乱す者は二度と地上に戻ることなく酷使され、最終的に百華に始末させられる。鳳仙が倒された後、ここの統治は神威に任されたがそれ以来介入されずに放置され、事実上開放された状態となった。鳳仙の統治時代は彼の威名や百華の存在が他勢力の抑止力となっていたため、治安自体は非常に良かったが、鳳仙が倒されてからはそれまで彼の力を恐れていた攘夷志士達による強盗、非合法薬物の売買等が深刻な問題となっていたが、紅蜘蛛篇以降は沈静化している模様。 モデルは江戸時代に実在した吉原遊廓。 黒縄島(こくじょうとう) 獄門島と並び地獄と称される島。島全体が監獄となっており、古今東西の極悪人が収監され、出ていくものは死人のみと言われている。囚人の引き渡しは主に海上で行われる。但し、近藤や松平は自分達が島の監獄にいた事に桂から指摘されるまで気付いていなかった。 地下都市アキバ(ちかとしあきば) オタクの聖地と呼ばれる江戸随一の機械街。迷路のような複雑に張り巡らされた路地であり、攘夷志士の潜伏先としてうってつけの場所である。黒縄島での騒動後、幕府に目をつけられていた万事屋が桂の計らい(?)により潜伏生活を送っていた。 原作第百三十七訓では『地下都市アキバNEO』という名称だった。 攘夷志士(じょういしし) / 攘夷浪士(じょういろうし) 国を救う為に天人を排除しようとする攘夷活動に参加していた者。天人に支配されている幕府を倒す為にテロ等の過激な行動を取る者も少なくないため、穏健派も含めて真選組や見廻組の取り締まりの対象になっている。現在の攘夷志士は「攘夷党」「鬼兵隊」「萌える闘魂」「廻天党」「過激派」等の様々な組織に別れて活動している。 攘夷戦争(じょういせんそう) 天人の到来に伴う幕府の開国に伴って開始された20年間に渡り続いた戦争。当初は天人との関係悪化を恐れて攘夷志士達を弾圧しようとする幕府軍と、天人に屈して開国した幕府を売国奴と蔑む攘夷志士達との間で行われた内戦だったが、戦いが長期化した事で天人が内乱鎮圧の協力の下内政にも干渉し出すようになった。吉田松陽は銀時を始めこの戦争による戦災孤児たちを引き取って教育を施していたが、その行動を良く思わない者達の讒言により幕府により危険因子と見なされて捕縛されてしまう。銀時ら松陽の弟子たちは師を取り戻すために各地の鎮静化していた倒幕勢力と協力して攘夷運動を再興させるが、天導衆を始めとする天人の後ろ盾を得る幕府軍の前に敗北し、松陽も銀時自らの手で処刑させられることを余儀なくされる。攘夷四天王(じょういしてんのう) 攘夷戦争後期において反幕府軍の中でも中心的存在となって伝説的な活躍を見せた4人の攘夷志士達。「白夜叉」坂田銀時・「狂乱の貴公子」桂小太郎・「鬼兵隊総督」高杉晋助・「桂浜の龍」坂本辰馬の4人を指す。戦争終結後は互いにそれぞれ別々の道を歩むが、烙陽決戦篇にて10年の時を経て再集結を果たす。 寛政の大獄(かんせいのたいごく) 攘夷戦争の最中に、当時の将軍であった徳川定々により天導衆主導のもと執り行われた大粛清。松陽を始めとする全国各地の攘夷活動家を処刑し、一時期攘夷運動を急速に衰退させた。 モデルは安政の大獄。 姉古原の戦い(あねこはらのたたかい) 攘夷戦争終結後に起こった内戦。この戦いで幕府軍を率いていた一橋斉冬が攘夷志士らに大敗し、以降一橋派は長らく権威から遠のいた時代が続いた。後にこの戦いに攘夷派として加わっていた者達の半数は一橋派の恨みを買って一族郎党末端・女子供に至るまで粛清されたが、銀時をはじめ一部の者達は10年前に先代池田夜右衛門によって秘密裏に取り逃がされた。逃がされた者達は巧妙に素性を隠し、社会に溶け込んでいた。 松下村塾(しょうかそんじゅく) 吉田松陽が開いていた私塾。金を取らず、貧しい子供たちに手習いを教えていた。世間では幕政批判、国家転覆などあらぬ噂が流れ、銀時の台詞から何度も場所を転々としていた模様。 寛政の大獄の際、松陽が幕府に捕縛され、学舎も全焼した。 断食道場 とある尼僧(声-津田匠子)が開いている道場。食べ過ぎで太った神楽達が痩せるために修行として入った。 この道場に入った者は、まず「太った醜い自分と決別する」ということで鏡に写った自分の姿に唾を吐く。次に本格的な修行として、一週間掃除や洗濯などの雑用を行い、その間食事は出さない代わりに全員にポテトチップスを一枚ずつ渡される。このポテトチップスは自分の分を食べてしまえば脱落だが、他人のポテトチップスを食べてはいけないというわけではないため、必然的に一週間のサバイバル戦となる。 厳しい試練に戦意を喪失、または飢えに負けて自分のポテトチップスを食べてしまい脱落した者が続出し、残った神楽、お妙、あやめ、お登勢、キャサリン、九兵衛との間で繰り広げられたポテチ争奪戦の末、互いに自分のポテトチップスに強力な下剤を仕込み、しかもお互いに全く同じ考えだと知らずにそれぞれ他のポテトチップスを食べた結果、下痢により急激に痩せ、初の達成者となった。 実は「断食により痩せる」というのは建前で、本当は修行料として金をまきあげ、修行と言って寺の掃除などの雑用をやらせ、しかも道場側の経費がポテトチップス5、6袋のみというただのインチキ商売。経営者の尼僧は、修行が過酷であるために達成する者は皆無と思っていたが、神楽ら6人が達成したことに驚いていた。
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はれドーナツ 琴音の家族が経営する老舗のドーナツ店。色々なドーナツが売られており、味は絶品。祖母の唄子曰く「ドーナツで文明開化した老舗中の老舗」。 鐘山グループ 翼の家族が経営する世界有数の大企業。世界中に会社があり、翼はアジア支部を担当している。キャッチフレーズは「世界を一つに結ぶ力、あなたの暮らしを世界に結ぶ」。最新の高級車や数十カラットのレインボーダイヤやCM付きの名刺など、色々な商品がある。西洋風の鐘・ベルちゃんと東洋風の鐘・ゴーンくんというマスコットキャラクターがいる。 エステラの青い星 ラミン王子の首飾りにはまっているエステラ公国の宝石で、10億円の価値がある。彼が幼い頃に割ってしまった為、代わりにただのガラス玉をはめている。 学校七不思議 響達の通う小学校に伝わる七不思議。「トイレの花さか爺さん」「進撃の人体模型」「音楽室で早弁をするベートーベン」「校庭の開かずの扉」「空飛ぶ校長」などの内容があるが、その内の「校庭の開かずの扉」の正体は校長が作ったリラックスルームだった事が判明した。 ニキニキ忍者村 鐘山グループが経営する忍者をモチーフにしたテーマパーク。パーク内にはアスレチックやウォータースライダー付きのプール、巨大迷路などがあり、忍者の格好をして記念撮影する事が出来る。響達が生まれる前から存在しており、響の両親も訪れた事がある。
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